全てを否定された私は…【stpr】

続き ページ23

Aside


り「で、な、なに？///」


『なんでそんなに顔赤いんですか？熱…ですか？』


さっきから赤井さんははっきり言って様子がおかしい


なんかもう熱でもあるんじゃないかってぐらい顔赤いし


り「いや？べ、別に大丈夫…///」


ふ〜ん…


ならいっか


大丈夫って言ってるし深入りする必要は無いからね


『赤井さんには協力者になってもらいたくて』


り「…ふぇ？」


イマイチ理解できないというような顔をする赤井さん


まぁ、協力者とだけ言われてもわかんないよね


『んーと…さとみ先輩なんですけど…』


り「( ｰ̀ н ｰ́ )ﾑｽ⋯」


私を見つめてほっぺをぷくーっと膨らます赤井さん


これ赤井さんだから可愛いんだろうね


『…どうしたんですか？』


利用される感じで嫌だったかな？協力者って


り「いっつもいーっつもさとみくんばかり…ずるい！」


そう言ってぷいっと横をむく赤井さん


いや、そこまでさとみ先輩さとみ先輩言ってるような気はしないんだけど…


無意識なのかな？


『…そうですか？』


り「そうだよ！さとみくんしか構わないじゃん…」


そう言ってしゅんとする赤井さん


可愛い…よしよししたい←


『ごめんなさい…でも、赤井さんも大好きですよ？』


一緒にいて楽しい人、気楽にいられる人だから


私はこの人たちが大好きだ


り「…///もう！そういうこと簡単に言わないの！///」


『えぇ？』


また顔が一気に赤くなる赤井さん


やっぱ熱あるんじゃないですか？


り「…いいよ、協力してあげるから」


『いいんですか！？』


どうやら赤井さんは協力してくれるらしい


り「で？さとみくんをどうしたいいの？惚れさせたいの？

でもあいにくさとみくんは女子が嫌いなんだよね…」


『いえ、私はさとみ先輩がなんで私…というか女子を嫌っているのか知って

意味もわからず無視されてるこの状況を何とかしたいんです』


り「あーね…なら、俺とかに聞けば良くない？」


『それじゃ無視されることに変わりはありませんよ』


り「あー…」


なんて感じで私たちの会議は次の授業が終わるまで続いた


…つまりズル休みをしてしまったというわけだ


言い訳どうしよ←

作戦決行→←協力者を作りましょ

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