秘密の学校探検 ページ15
Aside
ほんとに大丈夫かなぁ…
私たちはとりあえず前へ前へと歩いていた
私が心配してるのは誰かに見つかる事…だけじゃないんだよね
この学校無駄に広くてそれでどこ見ても同じような風景っていう
複雑な造りになってるんだよね
さらに西校舎と東校舎に分かれてる
ということは私たち新1年生にとっては
だだっ広い迷路でしかないってこと
迷子になる未来しか見えないんだよね
というかふつうはこんなことしないよね…
この人たちといるとなんか調子狂わせられる…
こ「授業中の廊下って大して面白くないんだね←」
当たり前でしょうが
る「逆に面白いと思ってたんですか?」
こ「うん」
り「バカだ…(((ボソッ…」
こ「聞こえてんぞ」
にしても本当に何もないな〜
この学校無駄に広くて無駄な空き教室が多いからね
使われてる教室より空き教室の方が多いって噂もたまに聞くし
ん?待って!奥から誰か来る!
『こっちです!』
り「ふぇ!?」
私は近くの空き教室に3人を引っ張り入れる
そして静かに扉を閉める
先生「ほんと困りますよねぇww」
先生「ですよねぇww」
空き教室の扉のガラス窓から廊下を覗くと女の先生2人が笑い合いながら
通り過ぎていった
『あ、危なかったぁ…』
る「よく気づきましたね…」
こ「なんかかっこよかった…」
『そうですか?』
そういってほほ笑むと顔を赤くして目を逸らす青野さん
どうしたんでしょう?風邪でしょうか?←鈍感
り「ころちゃん顔真っ赤ぁ〜ww」
こ「う、うるせぇ!」
…というかさ
『あの…帰り道わかるんですか?』
こ+り+る「あ」
あ
『ま、まさかとは思うんですが私たちって…』
る「ま、まさか…ねぇ?」
り「そのまさか…ねぇ?」
こ「迷子だね…」
ですよね←
ていうかふつうにやばくない?
この歳で迷子とかかなり普通とはかけ離れてるのですが
『ど、どうします?』
る「えっと…時間は?」
私は自分の腕時計を確認する
『授業時間はまだまだあります』
こ「それまでに教室に帰ればいいんでしょ?」
まぁ、そういうことだけど…
青野さんに任せるとろくなことにならない気が…←
こ「とりあえず!適当に歩いてれば着くって!」
そういって空き教室の外に出て歩き出す青野さん
まぁいいか
私たちは素直に青野さんについて行った
続く
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azusa(プロフ) - こたぬきよりのcrewさん» ありがとうございます!頑張りますね! (2019年7月25日 8時) (レス) id: 569ecf34b4 (このIDを非表示/違反報告)
こたぬきよりのcrew - 面白いです!続きが気になります!更新頑張ってください! (2019年7月25日 8時) (レス) id: d73a6f0aa2 (このIDを非表示/違反報告)
みかんジュース - azusa〜ストーカーかよぉ〜wまたまたこっちでも冗談を言うリア友 (2019年7月21日 16時) (レス) id: c8017d4b2e (このIDを非表示/違反報告)
りもこんぬ - 最後でりいぬくぅぅんってなったキモいやつです (2019年7月16日 22時) (レス) id: 3a0ab8cfdc (このIDを非表示/違反報告)
azusa(プロフ) - みかんジュースさん» ストーカーかよ←とか言いながらみかんの作品読んでるリア友 (2019年7月15日 9時) (レス) id: 569ecf34b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:azusa | 作成日時:2019年7月8日 21時