バッドエンド作成委員会【stpr】

知らない方が良かったこと ページ4

さとみside


ころんを連れて扉の前に来たはいいものの


この扉開くのか？ww


いかにも重そうな感じの木製のずっしりとしたドア


こ「ねぇさとみくん、これ開くの？」


さ「どうだろ」


俺は扉に手をかける


簡単にあかなそうだけど鍵がかかってる訳でもなさそう


入れないことはなさそうだ


さ「開くんじゃね？とりあえず試してみよ」


ころんまで巻き込んでるんだし、このまま帰る訳には行かないからな


俺は思いっきりドアを押す


取ってらしきものが見当たらないから


押すのかなぁ？なんてw


ギギィ…


へ？


こ「あ、開いちゃった…」


目を丸くしているころん


俺だってこんな簡単に開くと思ってなかったわけだし


さ「と、とりあえず入ってみるか？」


俺は部屋に1歩踏み入れる


こ「え！？まじで入るの！？」


そう言いながら恐る恐る着いてくるころん


その部屋に入った瞬間目の前に広がった光景


それに俺もころんも驚いた


学校にしてはオシャレすぎるアンティーク調のインテリア


大きな長机


燭台にともされた灯り


なんだ…ここ


こ「ここ、学校…だよね？」


少し震えているころんを落ち着かれる為にも俺が冷静にならなきゃ…


とりあえずなーくんに伝えて…


って！？


さ「ドアがない！？」


俺が後ろを振り向くと今俺達が入ってきたはずの扉が無くなっていた


…つまり、入ってきたところからは戻れないということ


こ「それって…帰れないんじゃ…」


まぁ、そういう事だな


さて、どうするか


このまま突っ立ってても何も起こらない


…他に誰かが来ない限りは


『…誰？お客さん？』


さ「おっ、お前…！」


奥の方から紅茶が入ったオシャレなティーカップを持って現れたそいつは


最近噂の美少女


蒼井Aだ


でも、なんでここに…


こ「蒼井…さん？」


『えっと…そうですけど…』


彼女なら何か知ってるかもしれない


俺の直感がそう告げていた


さ「ここってどこなの？」


ここから出る方法なんかよりもっと面白いもの


俺はそれが知りたくてこの質問を彼女に問いかけた

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