１０話 ページ10
ヘイン「Aはお金持ちの学校でもおかしくないし、浮かないと思う、なんで中学は普通の所にしたの？」
「それは…」
小学校の頃、凄い私立の学校に通わせられてて、お金持ちの子ばっかですごく嫌だった。自分は休みの日も親が帰ってこなかったから、旅行とか行けなかったし、何も買ってもらえなかったし。
だから中学は普通の学校にしてもらった。
やっぱりそうして正解だったって思う。
「秘密！笑 けど、今気が合うのはヘインだけだよ…」
ヘイン「私も気が合うのはAだけだよ…。あ！けどAには、ミンホさんとジウさんもいるじゃん…」
「うん、そうだね、」
あの2人も唯一気が合うおっぱ達。
同じ幼稚園で、同じ小学校で中、高って別だけどずっと変わらず仲良くしてくれて、凄く大好きなおっぱ達。
「よし！じゃあ私は大切なおっぱ達と、大好きなヘインのために学校に行こーっと！」
ヘイン「お！じゃあ私も家族とAのために！」
そう言って2人で笑って、その後もずっと語って…
「おぁよー」
ヘイン「…ぁ、おばよう。」
「昨日は3時まで語ったね…」
ヘイン「んね…」
………。
寝不足です。
「てか、ほんとに学校に行っても大丈夫なの？」
ヘイン「平気だって！それに、BTSって来たり来なかったりしてるみたい。続けて来れたのは最高で4日間だって笑」
「ってことは今日来てない可能性が高いってことだね！」
ヘイン「そそ！だから大丈夫！」
「うん！」
ヘインが笑顔で良かったー。
なんとなく気持ちも明るくなり少しだけ学校に行く足どりが軽くなった。
けど…
学校の門の前に着き入ろうとした時だった。
ヘイン「ちょっと待って、」
「ん？どうした？」
ヘイン「同じクラスの子からLINEが来て、BTSもういるみたい…」
「えっ、？」
ヘインの手が震えてるのが分かる。
怖いんだ。
やっぱり強がってた。
「ど、どうする…？」
ヘイン「大丈夫行く。」
「う、うん、」
この時やめていれば良かった。
後に後悔した。
行かなければ、あの日の恐怖を繰り返すことはなかったはずなのに。
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ことり(プロフ) - zundaさん» コメントありがとうございます！第2章の方もよろしくお願いします！ (2017年10月27日 21時) (
レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
zunda - 更新頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！ (2017年10月27日 17時) (レス) id: 7f56a1e1c2 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - Komさん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！(T ^ T)更新頑張ります！！ (2017年10月22日 15時) (レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
Kom - すごく面白いです。更新されるのが毎日待ちきれないです。 頑張ってください。 (2017年10月22日 2時) (レス) id: 70c04576a3 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - どんどんどんぐりさん» そう言ってもらえて光栄です！(T ^ T)励みになります！！<(_ _)> (2017年10月20日 7時) (レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり | 作成日時：2017年10月8日 14時
