９話 ページ9
「あ、ねえ、ねえ」
ミンホ「ん？」
「BTSってお金持ちなの？」
これ凄く気になってた。
ジウ「んーそこんとこは良くわかんねーなー」
「そっか、」
ミンホ「けど、Aんとこの学校に通ってるってことは金持ちなんじゃね？」
やっぱりそーなるのかなー。
ジウ「学校かー俺らも行きてーなーw」
ミンホ「俺ら喧嘩に集中しすぎて退学になったしなwww」
いや、笑えない。
将来一生喧嘩かよ。
ミンホ「まぁ、とりあえず気をつけろよ」
ジウ「あともし学校で情報探れそうならよろしく」
「了解！」
私は荷物を持ちおっぱ達に手を振ると外に出た。
「もう真っ暗じゃーん…」
1人街灯の下をなるべく歩きながら帰った。
家に着き、お風呂に入り、テレビを見ていると誰かから電話がかかってきた。
「もしもし？」
ヘイン「ごめんあたし」
「ヘイン…もう大丈夫なの？」
ヘイン「今は全然平気！」
「そっか！良かったー。」
ヘインの声は泣いた後だからか少しかすれていた。
「明日は学校休みなね？」
ヘイン「いや、行く！」
「えっ？」
ヘイン「なんかやられっぱなしでムカつくし、先輩達みたいに不登校とかなりたくない！それに…」
「それに…？」
ヘイン「親に高いお金だしてもらってこの学校入ったわけだし、絶対卒業するもん！」
「そうだよね、」
ヘインの家は貧乏ってわけじゃないけど、普通のお家で、この学校に入るのは普通の家じゃ無理だから、きっと苦労したんだと思う。
私の家は父が大手企業の社長で、母がそこの秘書を務めてるからお金はある。
それに、兄弟もいないから子供へかけるお金が少ない。
ヘイン「いいなぁーAの家はお金持ちで、Aの家の子に生まれたかったなぁー」
「そんなことない」
私はヘインの家が羨ましい。
弟と妹がいてお母さんとお父さんと毎日一緒に過ごしてて、そんな家庭が良かった。
私の家は両親とも忙しいから家に帰ってこれなくて、挙句の果てには家族で住んでた家を売り、学校の近くに私専用の家を作られた。
それが広すぎて困るんだよね。
部屋なんかいっぱいあるし。
両親はAが困らないようにって作ったみたいなんだけど、一人暮らしの家じゃない。
しかも、前よりもっと寂しくなった。
だからミルクがいるんだけどね。
それでもさ、やっぱ寂しいもんだよね。
親がいないって…。
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ことり(プロフ) - zundaさん» コメントありがとうございます！第2章の方もよろしくお願いします！ (2017年10月27日 21時) (
レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
zunda - 更新頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！ (2017年10月27日 17時) (レス) id: 7f56a1e1c2 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - Komさん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！(T ^ T)更新頑張ります！！ (2017年10月22日 15時) (レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
Kom - すごく面白いです。更新されるのが毎日待ちきれないです。 頑張ってください。 (2017年10月22日 2時) (レス) id: 70c04576a3 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - どんどんどんぐりさん» そう言ってもらえて光栄です！(T ^ T)励みになります！！<(_ _)> (2017年10月20日 7時) (レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり | 作成日時：2017年10月8日 14時
