４２話 ページ42
「私の父は〇〇会社の社長で、母は父の秘書をしていて、2人とも仕事の事しか頭に無くて、小学生の頃から週に2回とか３回とかそのくらいしか帰ってこなくて…。帰って来るのはお手伝いさんだけで、その人だってご飯と生活費を渡せば帰ってしまって、いつも1人だったんです。」
BTSは何も言わず静かに聞いてくれている。
「中学に上がった時には全く帰ってこなくなって、高校に上がる時に、"もう帰らないから"って家族の家を売り、私専用の家を高校の近くに建てたんです。そらからは生活費は銀行に振り込まれていて、お手伝いさんも来なくなって…。」
「この家に初めて入った時、私泣いたんですよ、父と母が"Aが寂しい思いすると思ったし、適当に部屋たくさんあるから友達とでも住みなさい。犬も置いとくからね、"って手紙が置いてあって…そんなことされても寂しさが増えるだけで、私はお父さんとお母さんがいてくれればそれだけでいいのに！！…っ…うっ」
涙が止まらなかった。
「ごめん…なさいっ、こんな話しても分からないですよね…私の気持ちなんて…」
分かるわけない。
SG「分かるよ」
「えっ、」
TH「俺らだって…同じだから」
どおいうこと？
同じって…なんで？
「私に、話してくれませんか？みなさんのこと、」
そう聞くと座るように言われ、みなさんの輪の中に入った。
少しだけ沈黙が続くとキムソクジンが話し出した。
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ここからは過去のお話になります。
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ことり(プロフ) - zundaさん» コメントありがとうございます！第2章の方もよろしくお願いします！ (2017年10月27日 21時) (
レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
zunda - 更新頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！ (2017年10月27日 17時) (レス) id: 7f56a1e1c2 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - Komさん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！(T ^ T)更新頑張ります！！ (2017年10月22日 15時) (レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
Kom - すごく面白いです。更新されるのが毎日待ちきれないです。 頑張ってください。 (2017年10月22日 2時) (レス) id: 70c04576a3 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - どんどんどんぐりさん» そう言ってもらえて光栄です！(T ^ T)励みになります！！<(_ _)> (2017年10月20日 7時) (レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり | 作成日時：2017年10月8日 14時
