３１話 ページ31
JH side
目の前には俺を殴りながら笑う男。
ナイトってこんなに強かったっけ…。
それに、こんなやつ初めて見た。
だんだん殴られている感触が無くなる。
そして俺はそのまま気を失った。
「…っ」
目を覚ますと…
·
·
ここ、どこだ？
白い天井、ふかふかの布団。
全く知らない場所。
マジで分かんねー
けど、一つ安心した。
周りにみんながいた。
隣に寝ていたテヒョナの顔を見れば傷だらけで、俺達…負けたんだ。そう思った。
天井にある一つの電気を見つめぼーっとしていると、他のメンバーが起き出した。
JK「ここ、どこ」
ユンギヒョンにゆっくり起こしてもらいながらそう言ったジョングギ。
SG「見たことねーよこんなとこ」
RM「最後にいた場所は倉庫だったし」
TH「誰だよ、俺らをここまで連れてきたやつ」
完璧みんなイライラしてる。
すぐにでも外に行きたいのか何度も立とうとしている。
けど、体を起こしたのが精一杯で、そこから動けなかった。
少し時間が経ち、みんなも諦めかけた頃…
JN「手当されてる」
ジンヒョンが呟いた。
「どーいうこと？」
JN「ほら俺の足、包帯巻かれてる。」
JK「ほんとだ…」
TH「気づかなかった」
よく見れば俺のお腹にも包帯が巻かれていた。
「つまり、悪い人ではないってこと？」
SG「油断すんな」
「…」
ユンギヒョンはいつも警戒している。
多分ヒョンが落ち着けるような場所なんてないんだろうな…。
まぁ、それは俺ら全員に言えることなんだけど。
JK「ジミニヒョンどうしたの？」
ジョングギの声でみんながジミンの方を見る。
JM「えっ？」
JK「なんか、ぼーっとしてるから、」
確かにさっきから一言も会話に入ってなかった。
TH「それ思った、何かあったの？」
JM「あー、うん、」
顔を上げ俺達全員を見るとジミンは話し始めた。
JM「実は…ナイトの奴らにやられて、気を失った時、気のせいかもしれないんだけど、あの女を見たんだよね…」
TH「それ、どーいうこと？」
JM「よくわかんないけど、俺の顔を覗き込んでたんだよあの女が…」
JN「え、ちょっと待って、あの女って誰…？」
「俺もそこ引っかかってた、」
JM「俺らが襲った女」
SG「そんなのいっぱいいて分かんねーよ、」
JM「こないだ音楽室で襲った女…」
「えっ…」
みんなの顔が固まる。
まさか…だよな。
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ことり(プロフ) - zundaさん» コメントありがとうございます！第2章の方もよろしくお願いします！ (2017年10月27日 21時) (
レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
zunda - 更新頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！ (2017年10月27日 17時) (レス) id: 7f56a1e1c2 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - Komさん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！(T ^ T)更新頑張ります！！ (2017年10月22日 15時) (レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
Kom - すごく面白いです。更新されるのが毎日待ちきれないです。 頑張ってください。 (2017年10月22日 2時) (レス) id: 70c04576a3 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - どんどんどんぐりさん» そう言ってもらえて光栄です！(T ^ T)励みになります！！<(_ _)> (2017年10月20日 7時) (レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり | 作成日時：2017年10月8日 14時
