２３話 ＊＊＊ ページ23
まずい…。
もしこのままヤられても確実に助けは来ない…。
今は授業中でみんな教室にいるし、音楽室だから叫んでも外には聞こえない。
けど、今の状況に逃げることもできない。
完璧に囲まれている。
ヘイン「それ以上近づかないで」
ジリジリとせまる6人に言ったヘイン。
それでも近づいてくることに怖くなり、無茶でも私はヘインを連れて逃げようとした。
「どいて！」
横にいる人なんか気にせず行こうとするとキムソクジンがヘインの腕を掴んだ。
そしてそのまま引っ張り私から離れたところに行く。
ヘイン「ちょ、離してよっ！」
キムソクジンに手を両手で固定され逃げられないヘイン。
ヘインを助けに行こうとするが行く手をチョンホソクに阻まれる。
後ろに油断していた私はチョンジョンググに背中を蹴られた。
その衝動で前に倒れる。
「いったー…」
女子を蹴るなんて…
そう思っていると、仰向けにされ、キムテヒョンが私の上に馬乗りになってきた。
両手を床に押さえつけられ、足も誰かに押さえつけられた。
「何する気っ…！どいてってば！！」
そう聞いても誰も答えない。
教室には、私とヘインの叫ぶ声だけが響く。
ヘイン「Aっ！！っ…！離せ！！」
私の視界には真っ直ぐに私を見つめるキムテヒョンと、横でしゃがんで見てくるチョンホソク、そして上から冷めた目で見下ろしてくるパクジミンとキムナムジュンがいた。
その光景が怖くて、涙が出そうになり顔を横に向けるとそれを合図かのように、キムテヒョンが私の首筋を下から上へと舌でなぞる。
「いやｯ！…」
初めての感覚に背筋ぞくっとする。
私の抵抗する声に触れることなくそれを何度か繰り返すとそのまま私の耳まで舌を這わし、咥えた。
「やめｯ…やだ…っ」
耳を咥えたまま中を舐められたりされ、生理的に涙が出てきた。
「はｯ…離してっ…！」
こんなことされている恥ずかしさと周りが見ているということに、顔に熱が集中していくのが分かる。
だんだん体に力が入らなくなり、抵抗する気力さえも無くなってくる。
ただ涙が止まらない…。
悔しいっ…。
ヘイン「Aっ…！」
ヘインも泣いている。
本当に、最低っ…。
どうせ、何とも思っていないんでしょ。
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ことり(プロフ) - zundaさん» コメントありがとうございます！第2章の方もよろしくお願いします！ (2017年10月27日 21時) (
レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
zunda - 更新頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！ (2017年10月27日 17時) (レス) id: 7f56a1e1c2 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - Komさん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！(T ^ T)更新頑張ります！！ (2017年10月22日 15時) (レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
Kom - すごく面白いです。更新されるのが毎日待ちきれないです。 頑張ってください。 (2017年10月22日 2時) (レス) id: 70c04576a3 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - どんどんどんぐりさん» そう言ってもらえて光栄です！(T ^ T)励みになります！！<(_ _)> (2017年10月20日 7時) (レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり | 作成日時：2017年10月8日 14時
