１３話 ページ13
…。
TH「じゃ、放課後校門の前で」
ガラガラ
バタン
…。
「……」
何…あの目。
一瞬だけ周りの音が無いように感じた。
あの目だけに集中する感じ。
怖くてまだ動けない。
すると、
ガラガラ
先生「あ、いたのね、」
「あ、いえ、すぐ戻ります」
先生「待って、今教室に戻れるような様子じゃないわよ？」
「ど、どういうことですか…？」
先生「真っ青だよ、顔。」
「えっ、」
先生「何かされたの…？」
そう先生に聞かれた瞬間何かが切れたのか、涙が止まらなかった。
やっぱり怖くないなんて…嘘だよ。
ほんとうはこの後何されるのか不安で不安でしかたない。
その後も先生は何も聞かず、ただずっと背中をさすってくれた。
キーンコーンカーンコーン
先生「あらもうお昼だ」
「ですね…」
ガラガラ！！
ヘイン「A！！」
チャイムがなり終わると同時に息を切らしながら入って来たヘイン。
すごく心配してくれたのが分かる。
ヘイン「何かされた…？」
恐る恐る聞くヘインに、
「何も無かった」
と伝える。
「それにしてもよくここだって分かったね、」
ヘイン「前もここだったから…」
「そっか…」
ヘイン「A…何か言われたんでしょ、」
なんでヘインには分かっちゃうのかな、
私はヘインにさっきあったことを全て話した。
ここで泣いてしまったことも。
ヘイン「それって、やばくない？放課後絶対会っちゃダメ。」
「うん。危ないのは分かるけど、多分私が今日行かなかったらきっと次に狙われるのはヘインだよ、」
ヘイン「それなら…！」
「だからダメ。もう行くって決めたから。」
私がヘインの目を見て言うと諦めたのか何も言わなくなったヘイン。
先生「ヘインちゃんかな？そろそろ戻りなさい」
ヘイン「はい。失礼しました。」
ヘインが戻った後も先生は私を保健室に居させてくれた。
何も話さなかったけどそれがなんだか居心地良くて安心できた。
けど、すぐに放課後は来てしまった。
私は震える手を抑え校門に向かった。
向かう途中も、着いてからも周りの目線が痛くて、気になる。
多分私が連行されてからどうなったのか気になるんだろう…。
だけど、誰も聞いてこなくてただ過ぎ去るだけ。
そして、少しすると、あいつらが来た…。
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ことり(プロフ) - zundaさん» コメントありがとうございます！第2章の方もよろしくお願いします！ (2017年10月27日 21時) (
レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
zunda - 更新頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！ (2017年10月27日 17時) (レス) id: 7f56a1e1c2 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - Komさん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！(T ^ T)更新頑張ります！！ (2017年10月22日 15時) (レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
Kom - すごく面白いです。更新されるのが毎日待ちきれないです。 頑張ってください。 (2017年10月22日 2時) (レス) id: 70c04576a3 (このIDを非表示/違反報告)
ことり(プロフ) - どんどんどんぐりさん» そう言ってもらえて光栄です！(T ^ T)励みになります！！<(_ _)> (2017年10月20日 7時) (レス) id: d22abc2665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり | 作成日時：2017年10月8日 14時
