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決勝戦は船の上は陸の上か ページ13
「…なんで未桜が此処にいるのよ」
「ふふっ、なんででしょうね木々」
「やっぱり未桜さんだったんだ…」
刺客で木々が来るとは思ってなかったけど
私は彼らにいうつもりはない
だって、助けるとは誰も言ってないから
利害の一致による同意だから
「こっちにも色々あるのよ…知らないうちが幸せよ」
「未桜っ！」
「じゃあね」
木々たちの声を無視して扉を閉めた
それと同時に甲板の方から声が聞こえる
「きたか…ゼン様」
閉めたばかりの扉を開けると、海賊共が人質を連れて行く
木々も戦闘隊形に入った
私は見つからないうちに陸地の奥側に移動する
「おー、やっとるね」
戦いを横目で見ながらまだ船に乗る
バレないようにする為の動きだった為、少しばかり疲れたけど
なら此処で話そうか
私が何故海賊船に乗っているのかを
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作者名：未桜 | 作成日時：2018年6月5日 0時
