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Aside
今は、彪馬くんとカフェの帰り
2人きりだから、柊生と匠海にしか言ってない
私の過去を話そうかな
いつか、スパドラのメンバーにも話すけど
とりあえず、安心出来る彪馬くんでいいよね
よし、話せる
過去の辛いこと､全部彪馬くんに言う
今なら言える
私 ・彪馬 ｢あのさ｣
私 ｢あ、ごめん彪馬くんから、いいよ｣
彪馬 ｢Aから言って｣
私 ｢え、あじゃあ…
私の過去を聞いてくれる？｣
彪馬 ｢うん。聞く｣
私 ｢あのね、私親がいないの｣
彪馬 ｢えっ…｣
私 ｢驚くよね。
お父さんも、お母さんも事故で死んだ
私が､小学2年生の時、運動会があって
でも、お母さんとお父さんは仕事で大変だったから、今まで行事に来たことがなかったの
寂しかった。他の友達はお母さん達がいるのに
なんで自分だけって…
それで、運動会に誘ってみたの
そしたら、2人とも絶対行くって約束してくれた
でも、やっぱり仕事は忙しくて…
私が出る所だけ、見に来るって言って急いで
来てくれようとしたの
そしたら…そしたら…
大型トラックの信号無視で交通事故にあって
これは、病院の先生に聞いた話だけど｣
私 ｢それから、私は自分を責めて生きてきた
自分が､無理やり来てって言うから…あの時…あんな事言わなければ…｣
今の私の顔は、きっと残酷なものだろう
だから、彪馬くんに見られたくなくて手で顔
を覆う
すると、彪馬くんは
私をゆっくり抱きしめて
彪馬 ｢A。Aが運動会に誘った時のお母さん達の顔を､もう一度思い浮かべてみて
そのとき､悲しい顔してた？嫌な顔してた？｣
私は、首を横に数回振った
彪馬 ｢だったら、どんな顔してたの？｣
そうだ。
お母さんとお父さんは、今までにない笑みを浮かべて、優しい声で言ってくれたんだった
｢必ず行く｣
って
彪馬 ｢ほら、嬉しそうな顔してたでしょ？
お母さん達は､嬉しかったんだよ
Aが来てって言ってくれて
だから、大事な仕事を早退してまで見に来よう
としたんでしょ
Aは、悪くない
絶対に。
僕が
証明する
だから、自分を責めないで
これ以上、自分を苦しめないで｣
私 ｢ありがとう………｣
顔がぐちゃぐちゃ
私 ｢もぅ、化粧が落ちるじゃん！｣
彪馬 ｢可愛い｣
彪馬くんの｢可愛い｣が今日は､何故か特別
だったように感じた
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はるな(プロフ) - かわうそさん» ありがとうございます！ (2018年6月19日 23時) (
レス) id: 300db51d2d (このIDを非表示/違反報告)
かわうそ(プロフ) - 今までどうり出してほしいです (2018年6月19日 6時) (レス) id: e634643a16 (このIDを非表示/違反報告)
はら - 前作でも注意されていますよね。更新前にちゃんと確認されて下さいねー何度もされていたら次は違反報告させて頂きます (2018年5月15日 19時) (レス) id: 500c19eeda (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー (2018年5月15日 16時) (レス) id: bc5533f5cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひょまお。 | 作成日時：2018年5月15日 15時
