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Aside
『し、失礼いたします…』
ウジくんの若干誘拐ともとれそうな強制的な連行によって、SEVENTEENのマネージャーさんのバンに着いた。
「はーい…。っておいジフナ、彼女かその子?高校生のくせにませてんじゃねーか…」
「違うよヒョン。曲作るの手伝ってもらうだけ。…あ、適当に座って」
『あ、うん。…失礼します…』
心臓がバクバクすぎる。
付き合いたての彼氏の部屋ちょっとソワソワして落ち着かないみたいなちょっと違うけどそんな感じなんだよ…!
ていうかそもそも彼氏いたことないでしょ私!!
「ふーっ、ただいまヒョーン…ってあ、お昼の子じゃん?!」
ドアが開いたかと思えば昼以来のご登場ホシくん。
『…あ、ホシくん!お、お疲れ様…?』
「お疲れー…なんだけどなんでAちゃんここに?」
「曲手伝ってもらうんだよ。…早く閉めろ虫入るから」
「お前が呼んだの?え、しかも曲作れるってこと?え待ってちょっと待って理解が…」
「おいスニョア、一旦座ってシートベルトしろよ〜、もう事務所向かうから。」
「…はーい」
納得いかなそうにうーんと唸りながら座席に座ってちゃんとシートベルトをするホシくん。
偉いなあ、私なんてシートベルトとか助手席に座ったときにしかしないのに。
「…あ、そうだウジや。今日その子と曲作るんだろ?ボムジュさんには言わなくていいのか?」
「忘れてた。…まあでもボムジュヒョンは話のわかる人だから多分大丈夫」
「それ俺と違ってって言いたいの?!」
「別にそこまで言ってねえだろ被害妄想すごすぎんだよお前」
『……あ、あのボムジュさんが…い、いらっしゃる…んですか?その…、え、作業室に…?』
「…そうだけど」
ボムジュさんが。我らがボムジュさんが作業室にいらっしゃるなんて…。
実は私はSEVENTEENの他にボムジュさんの曲も好きだったりする。ファンです推してますかっこいい結婚してください!みたいなのではなくて普通に。なんていうか、曲が好きというか声が好きというか。このひとみたいに歌えたら…みたいな。簡単に言えばまあ憧れの部類。
『お、お歌を教わりたいのですが?!』
「本人に聞けば?俺が勝手に許可はできない」
『…デスヨネ』
…まあわかってたけど!!!(
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ヒサギ(プロフ) - たーさん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです…!頑張って良い作品にするので今後とも宜しくお願いします!笑 (2020年10月21日 21時) (レス) id: 9442b6ba6f (このIDを非表示/違反報告)
たー - ウジペンなので凄く嬉しいです!更新楽しみにしてます!! (2020年10月21日 9時) (レス) id: 0098ec1d75 (このIDを非表示/違反報告)
ヒサギ(プロフ) - ぽんさん» すみません。完全に忘れてました。最後に外そうと置いておいたのがいけなかったです…。本当に申し訳ないです、ご指摘ありがとうございました。以後気を付けます…! (2020年10月20日 16時) (レス) id: 9442b6ba6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒサギ | 作成日時:2020年10月20日 15時