失踪中の親友は異世界で満喫してるらしい。 (ページ12)

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こっちの世界の海ページ12

*

何故だろう。

「あ！A！来たきた！」

「お！あれがユウの親友？」

「バカっ、前も話したろ。」

海に行くなんて話してないけど。

『何故君らがここに居るんだ？』

「いく予感がして、？」

『ユウの予感は鋭すぎない！？』

「もはや針？」

「デュクシｯｯ」

『急に精神年齢を下げないでw』

なに？デュクシｯｯって、
小学生の謎の効果音じゃん。

そんなこと考えてるとユウが

「なんでA水着持ってきてないの！！！」

「俺は泳ぐ気満々の服装してるのに！！！！」

『写真撮るだけの予定だったからね！！！！』

私が呆れているとユウが鞄を漁っていた。
何かを探している、？

「そんな事だろうと思い一応持ってきたんだ、、、」

『物によっては絞めるけど大丈夫？』

「大丈夫だよ！ただのオフショルダータイプ！」

『締めるよほんとに君ってやつは！！！！』

オフショルダーって肩出すやつだろう！？

「冗談だってwこっちだよ。」

そう言ってユウが取り出したのは
なんて言えばいいのか分からないが。

タンクトップのお腹出るタイプのやつにズボンのやつ。胸元はXの紐がある。

伝わらないと思う。
私もどう伝えればいいか分からない。

肩出しはまだ許す。
お腹は許さない。

『ユウ、私は君を許さない。』

「えっ、まっちょっまだ説明中！！！！」

殴りかかろうとしたら
ハートの人とスペードの人に止められた。

「大丈夫！ラッシュガードあるから！」

『君は許された。』

私とユウで更衣室に入る。

「ちゃんとAに似合うようにボーイッシュなの選んできたから！」

そう言ってたけど、
果たして似合っているのか？

更衣室から出てくとユウがカメラを構えて待ってた。

まて、それ私のカメラだ。

「似合ってるよ！！似合ってる！！」

『うるさい！！撮るのはやめて！！』

こんなやり取りをしてるとエーデュースが
口を開いてこう言う。

「Aの家って日本屋敷？なのにそんな感じしないよな。」

「ああ、それは僕も思った。」

『まって、どこ情報？』

「ユウ」

『個人情報って知ってる？？？』

少し雑談しているとユウがいきなり走り出す。

『ユウ！？何してるの！？』

「海入りたくて！待ちきれないや！」

ユウの言葉でみんなで一斉に走る。
冷たいな。少し寒い。

「早くおいで！ラッシュガード脱がせるぞ！」
『本当に殴るぞ！！！！』