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ジミンと共にバーでユンギと別れてから、
「ヌナ、どうかした？」
『え？』
そう声を掛けられるまで、意識がここから離れている事に気がつかなかった
「いや、店出てからなんか元気ないっぽいし」
『そんな事ないよ』
「そう？ならいいんだけど」
ジミンと2人でいるというのに、心ここにあらずでどうゆうつもりだ、私は
「あと、なんかごめんね？」
『なにが？』
「デートだったのにヒョンも一緒になってさ…ほら、俺があの場でユンギヒョンを誘ったわけだし」
『別に気にしなくていいのに』
ユンギもそうだが、ジミンも空気をよく読む
ただ、2人の空気の読み方には微妙な違いはある
「気にするよ。なんも考えてなかったけど、よく考えたらヌナは人見知りするじゃん」
『人見知りはするけど、そんなの平気だから』
ユンギの空気の読み方は、相手の意図だったり言葉の意味を探る感じ
それに対して、ジミンは相手の反応や感情の変化を読み取る感じか
だから、私のちょっとした違いを察知したんだろう
『あれはあれで楽しかったよ？』
不安そうに眉毛を下げるジミンに申し訳なく思って、本心とは裏腹な台詞が出てきてしまう
『いつもジミンが会社の先輩と話す時ってあんな感じなんだね』
「え？あんな感じ？」
『なんかいい弟って感じかな。ほら、私といる時とは違うから、なんかいつもとは違うジミンが見れて嬉しかったよ？』
私の言葉に嬉しそうに目を細める彼を見て、少しだけ心が痛んだ
ジミンは私の手を取って、
「ヌナ、キスしていい？」
そう呟く
目を閉じると、ジミンの唇の感触がする
「だいすきだよ」
『うん』
なんだろう、キスならいつもしているのに、
「ねぇ、今日ヌナん家行っていい？」
『ごめん、今日はちょっと疲れちゃったから、また今度ゆっくりできる時でもいい？』
後ろめたさを感じてしまう
「そっか…そうだよね、めっちゃ残念だけど、明日も仕事だもんね」
『週末、なんか作るから一緒に食べよっか』
「え！食べる！楽しみ！」
それなのに、罪滅ぼしのように機嫌を取ってしまう
私はいったい何がしたいんだろう
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mituki(プロフ) - 久しぶりに占ツク読むと、ちゃいさんの新作がっ！！本当に震えました！！ちゃいさんのユンギさんが大好きなので、本当に楽しみです^^ちゃいさんのペースで更新してください！ちゃいさんの過去作品を読み返して待ってます^^ (2019年5月1日 4時) (
レス) id: f9131addb5 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - ななペコさん» うわぁTTなんとありがたいことでしょうTT私なんぞのお話をお気に召していただけて超光栄でございますー！相変わらずの亀更新になりそうですが、楽しんでいただけるように頑張りますねー！いつも本当にありがとうございます！！ (2019年3月12日 2時) (レス) id: 7e7998c8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ななペコ(プロフ) - はじめまして。いつもちゃいさんの小説を密かに読ませて頂いています。初めて読んだ占ツクの小説がちゃいさんが書いたお話で。またちゃいさんの小説が読めて嬉しいです。魅力的な物語の雰囲気、続きが本当に気になります…無理せず頑張って下さい。応援しています！ (2019年3月11日 0時) (レス) id: b3b044afea (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - チョンミーさん» チョンミーさん！コメントありがとうございます！なんとcloserをお好きな方に読んでいただけるなんて！私もこの曲大好きなのでとっても嬉しいですー！今後も楽しんでいただけるようにマイペースに頑張りますねー！ (2019年3月10日 1時) (レス) id: b2597b2b70 (このIDを非表示/違反報告)
チョンミー(プロフ) - こんにちは！開始からもう続きが楽しみです！私chainsmokers大好きで、その中でも一番closerが愛してやまない曲なので本当に展開が楽しみです。無理なさらない程度に頑張ってください！応援してます (2019年3月9日 13時) (レス) id: f9e1769adf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2019年3月9日 1時
