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「あ、お疲れ様、パクさん」
会社を出たところで運良く？運悪く？ジュンミョンさんの姿を発見
『お疲れ様でした』
素知らぬ顔でペコッと頭を下げる
通常の女ならば、こんな時“あの女は何だ誰だ”と悶絶するぐらいに取り乱すのかもしれませんが、そんな見苦しい女になってなるものかと、
『失礼します』
“私なーんも気にしてませんから”風に笑顔をコピペ
「あの、」
呼び止めないでよ…このコピペスマイル、そんな長く持たないんだから
『何か？』
あぁ、これが今までだったらウキウキなシュチュエーションなのに…
「さっき…階段のとこに、いましたよね？」
『えっ？』
ドキーン
「彼女とのやり取り…パクさん聞いてたでしょう？」
バレてる…
立ち聞きしてたとかバツが悪いし、なんだか彼のストーカーみたいで体裁も超悪いけれども、嘘つくのもなんか癪だし、
『申し訳ありません…ジュンミョンさんに確認したい事があったので後を追いかけたら、モデルの方とお話されてて……聞くつもりはなかったんですけど』
ここは仕事の用で追ったらたまたま偶然居合わせちゃいましたの体でいこう
「…そうだったんですね」
ホッ…ここは凌いだ
「変なところ見られてしました」
なんか…気まずそう
『いえっ、私こそ失礼しました…お知り合いの方だとは存じ上げず』
大丈夫？私の笑顔…まだちゃんとしてる？すでにわなわなしそう
表情筋、頑張って
今にも笑顔が引きつりそうな私を余所に話を続けようとする
「あのですね…実は彼女は、」
『いいです』
「えっ？」
本当は2人がどんな関係なのかすっごく知りたいんだけど、知るのも怖い気持ちもあって、
『私には、関係のない事ですから』
本音とは裏腹な言葉で、さも興味ありませんって態度を取ってしまう
聞いたら笑顔が崩れてしまいそうなの
「…そうですか」
『じゃあ、私…失礼します』
なんでこの時ちゃんとジュンミョンさんの話を聞こうとしなかったんだろう
「やっぱり、君もそうなんですね」
『……え？』
「綺麗な外面でいかにも僕に気があるフリして、からかうような…つまんない女なんですね」
『…っ』
違う
「じゃあ、気をつけて」
違うっ、からかってなんかない
「お疲れ様」
その場を離れていく彼の背中はどこか怒っているようで、どこか悲しそうで…
いつもより少しだけ、小さく見えた
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ちゃい(プロフ) - mocoさん» ももさーーーん！お久しぶりですー！私も久しぶりにEXOのお話を書けて楽しいですー！また楽しんでいただけるようにリメイク頑張りますー！ももさんサランヘヨー！ (2018年1月25日 23時) (
レス) id: b6b11e1e0d (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - チャイちゃんこんにちは☆久々のEXO作品、どハマりして読んでます！だいぶ占ツクから離れてたので久々に楽しみが増えました。これからも更新楽しみにしてます！ (2018年1月22日 7時) (レス) id: 1d85684c68 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - みきりんさん» コメントありがとうございます！もしやご事情をご存知の方ですかね汗 ひょんな事からの公開となりましたが、せっかくなので楽しんで更新しようと思いますー！よろしくお願いしますー！ (2018年1月21日 21時) (レス) id: b6b11e1e0d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - あいささん» あいさたーん！コメントありがとー！なんか（リメイクだけど）久しぶりに書いたら結構楽しくなってきたんだけどw BTSも更新止まってるのにおバカだよねw これからもよろしくお願いしますー！ (2018年1月21日 21時) (レス) id: b6b11e1e0d (このIDを非表示/違反報告)
みきりん(プロフ) - ちゃいさんカッコイイです！目には目をな気迫が(笑)でも思いがけず好きなお話の別バージョンを読ませていただけて棚ぼたラッキーを噛み締めています(≧∀≦) (2018年1月19日 11時) (レス) id: 0ce7cb9b47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2018年1月18日 23時
