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「開店前なんだけど」
『うん、知ってる』
「え…なにカウンター座ってんだよ」
『あ、すぐ帰るからココアだけでいいや』
「…話聞いてた？」
『ふふっ』
「･･･だめだこれ」
なんだろう、ランナーズハイかな
体はすごい疲れてるはずなのに、頬が緩んじゃってにやにやが止まらないというか…へへへっ
「なんかいい事あったわけ？」
『えっ、なんで？』
「顔にそう書いてある」
相変わらず鋭いミンソク
『うへへっ』
「なにその笑い…」
それはきっと徹夜明けのせいです
いや、違うな…
きっと恋をしてるせいです
『ぐふふっ』
「……(珍獣を見る目つき)」
頭の中は今朝の回想
ジュンミョンさんはスマートそのものだった
ぼろぼろ零れた涙の勢いが止まってから(あれはそのタイミングを見計らってたと思われる、すごいなと感心するくらいに)
「後は僕に任せて」
そう言ってスーツの襟元を正した
『はい』
「それと今日はもう帰りましょう」
彼には見抜かれた
「そのシャンプー、会社のシャワー室にあったものですね？…僕も先週同じ事したのでお見通しです」
洞察力ハンパない
『でも』
「これ以上僕を心配させたいんですか？」
ジュンミョンさんってずるい
時々、有無を言わさない凄みがある
「体を労うのも仕事のうち、いいですね？」
『はい』
全く逆らえる気がしない
ジュンミョン さんは穏やかな瞳に戻ると
“いいこですね”って呟く
素敵ですね、美人ですね、綺麗なお姉さんだ、と散々言われてきたけど、
「あれ？照れてます？」
『いえ//別に//』
いいこだね、なんて甘やかされた事ないです
「果報は寝て待て、です」
そう言い残して、プレゼンへ向かった
嬉しかった
“「僕が心配だったのは君ですよ？」”
資料じゃなくて、私を心配してくれた
それはどうゆうつもりで心配してたのよぅ
すっごい気になってしょうがないよぉ
「すぐ帰るんじゃなかったのかよ…」
とりま、果報が来るまで寝るわけにいかない
(“果報は寝て待て”とは、寝て待ってろって事ではなく、やる事やったらあとはドンと構えて待っとけ！という意味です)
「おい、いい加減にニヤニヤすんのやめろ…ってゆーか仕込みの邪魔」
『うんうん』
「聞いてねー…」
早く連絡来ないかなぁ
声が聞きたいなぁ(もう目的が違う)
「おい！なに突っ伏してんだよ！寝んなよ？」
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ちゃい(プロフ) - mocoさん» ももさーーーん！お久しぶりですー！私も久しぶりにEXOのお話を書けて楽しいですー！また楽しんでいただけるようにリメイク頑張りますー！ももさんサランヘヨー！ (2018年1月25日 23時) (
レス) id: b6b11e1e0d (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - チャイちゃんこんにちは☆久々のEXO作品、どハマりして読んでます！だいぶ占ツクから離れてたので久々に楽しみが増えました。これからも更新楽しみにしてます！ (2018年1月22日 7時) (レス) id: 1d85684c68 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - みきりんさん» コメントありがとうございます！もしやご事情をご存知の方ですかね汗 ひょんな事からの公開となりましたが、せっかくなので楽しんで更新しようと思いますー！よろしくお願いしますー！ (2018年1月21日 21時) (レス) id: b6b11e1e0d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - あいささん» あいさたーん！コメントありがとー！なんか（リメイクだけど）久しぶりに書いたら結構楽しくなってきたんだけどw BTSも更新止まってるのにおバカだよねw これからもよろしくお願いしますー！ (2018年1月21日 21時) (レス) id: b6b11e1e0d (このIDを非表示/違反報告)
みきりん(プロフ) - ちゃいさんカッコイイです！目には目をな気迫が(笑)でも思いがけず好きなお話の別バージョンを読ませていただけて棚ぼたラッキーを噛み締めています(≧∀≦) (2018年1月19日 11時) (レス) id: 0ce7cb9b47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2018年1月18日 23時
