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くすっ
ジュンミョンさんは口元に指を当てて笑う
「なんだか今日のパクさんはいつになく弱気なんですね」
それはバカにしてるとか嘲笑うとかそうゆうんじゃなくて、優しく諭すような微笑み
「気丈な君はどこ行っちゃったんでしょうね」
……どこ行っちゃったんだろう
ジュンミョンさんは、懸命に涙を出すまいと堪える私の頭にぽんっと手を置いて、前髪の間から瞳を覗き込む
「本当に空っぽでしょうか」
『…え？』
「自分は何にも出来ないって思ってますか？」
『…だって』
現にそうじゃない･･･
「今日の君はしおらしくて、それはそれで可愛いですね、ふふっ」
こんな時に変な慰めヤメテよ
弱い時にそうゆう事言われるの……
本当に、だめなんだってば…
泣いちゃわないように目に力を入れたから、ジュンミョンさんには私が睨んでるように見えたのかもしれない
彼は“怒らないで”ってまたくすっと笑い、まるで子供でもあやすような口調でゆっくりと口を開く
「仕事っていうのはさ、なにも自分の力でやらなきゃいけないものじゃありませんよ？」
そしてすぐには理解できない事を言う
「そのためにチームがあるんです。パクさんには出来ない事はチームの誰かに任せればいいし、他の人には出来ない事をパクさんがやればいいと思いますよ？」
余計に視界が潤む
「君にしか出来なかった事、ありませんか？」
『…私にしか、出来なかった…事？』
「そう、パク Aだからこそ出来た事」
私がやった事なんて…役員とか部長を手玉に取ったくらいしかない気がするんだけど、それって…え？確かに、私にしか…出来ない、事、なの、かも
『…あ、私』
その瞬間、
「あるでしょう？」
ジュンミョンさんは今度は“ほーらみろ”と言わんばかりのちょっと意地悪そうな笑みを私に向けていた
「人を上手に動かすのは立派な才能だよ」
なんか、その笑み･･･ちょっと悔しい
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ちゃい(プロフ) - mocoさん» ももさーーーん！お久しぶりですー！私も久しぶりにEXOのお話を書けて楽しいですー！また楽しんでいただけるようにリメイク頑張りますー！ももさんサランヘヨー！ (2018年1月25日 23時) (
レス) id: b6b11e1e0d (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - チャイちゃんこんにちは☆久々のEXO作品、どハマりして読んでます！だいぶ占ツクから離れてたので久々に楽しみが増えました。これからも更新楽しみにしてます！ (2018年1月22日 7時) (レス) id: 1d85684c68 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - みきりんさん» コメントありがとうございます！もしやご事情をご存知の方ですかね汗 ひょんな事からの公開となりましたが、せっかくなので楽しんで更新しようと思いますー！よろしくお願いしますー！ (2018年1月21日 21時) (レス) id: b6b11e1e0d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - あいささん» あいさたーん！コメントありがとー！なんか（リメイクだけど）久しぶりに書いたら結構楽しくなってきたんだけどw BTSも更新止まってるのにおバカだよねw これからもよろしくお願いしますー！ (2018年1月21日 21時) (レス) id: b6b11e1e0d (このIDを非表示/違反報告)
みきりん(プロフ) - ちゃいさんカッコイイです！目には目をな気迫が(笑)でも思いがけず好きなお話の別バージョンを読ませていただけて棚ぼたラッキーを噛み締めています(≧∀≦) (2018年1月19日 11時) (レス) id: 0ce7cb9b47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2018年1月18日 23時
