12 -YOU- ページ13
■YOUside
『･･･恋、かぁ』
この間から･･･ミカとの会話が少し引っかかっている
“『いつかそんな恋に出会えるといいな』”
そうは言ったものの･･･
本当に私にそんな日が訪れるのだろうか
もしかしたら、
このままソクジン先輩への消化不良の片思いを
続けてしまうんじゃないだろうか
そう思うと、少し怖い
どうして私はソクジン先輩を
好きになっちゃったんだろうと
自分に無駄な問いかけをしたくもなる
だって、彼じゃなければ
こんなにも悩まずに済んだろうから
ソクジン先輩を初めて見たのは
入学後のキャンパス別で行われた
オリエンテーションでのサークル紹介だった
“ｿｸｼﾞﾝ｢活動は頻繁にはないけど
よかったら気軽に参加して下さいね｣”
ソクジン先輩を見て
その場にいた女子の大半は目を奪われたはず
･･･私とミカも例外ではない
運動系サークルの紹介のように
派手なレクリエーションもなく、
3〜4人の学生が舞台の上で
簡単に活動内容を紹介しただけだったのに、
舞台端に凛と佇むソクジン先輩の
容姿というより彼の柔らかい話し方のに惹かれた
“ﾐｶ｢ねぇ、あの先輩超カッコよくないw？｣”
“『う、うん、そうだね』”
“ﾐｶ｢スイーツ食べ歩くとか楽しそうだし、
あのサークル入ろうかなぁ･･･あ！ねぇ
Aも一緒に入ろうよ！！｣”
“『えっ？』”
“ﾐｶ｢いいじゃないw
一緒にスイーツ食べようよー！｣”
特にどこに入る予定はなかったけれど
ミカに誘われる形で
“スイーツ研究会”という
ゆるいサークル入りする事になり、
“ｿｸｼﾞﾝ｢今日からよろしくね｣”
先輩の穏やかな人柄を知るうちに
彼に特別な想いを抱くようになった
ミカに誘われたといっても
決して彼女はソクジン先輩が目当てで
サークルに入ったわけではなく、
ミカはミカで先輩と接するうちに
彼への恋心をその胸に芽生えさせたのだ
まさか友達と同じ人を好きになるなんて
夢にも思わなかったけれど
こればかりは人の気持ち･･･動かしようがない
どうしたらいいのかな
あの手紙の彼がいうように
私の気持ちは一体どこにやればいいのかな
『･･･返事、来ないかなぁ』
気付けば、
彼の角ばった文字に
救いを求めている自分がいた
･･･返事なんて、来るはずないのに
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くたびれママ(プロフ) - さらんさん» 読んでいただいて、ありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ第2章も作成予定なんですが、私事で遅くなってしまっていて申し訳ありません(T ^ T)近日中には…と思っているので、もう少しお待ちしてもらえたら幸いです！ (2017年6月10日 0時) (
レス) id: f766a5a92d (このIDを非表示/違反報告)
さらん(プロフ) - 読ませて頂きました。お聞きしたいのですが、2章は作成されていないのでしょうか？(;_;) (2017年6月9日 16時) (レス) id: 93f9788642 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - レイさん» お返事が遅くなってしまって申し訳ありません 汗 コメント本当に励みになります！気に入っていただけて本当に嬉しいですー！少しゆっくりの更新ですがこれからも頑張りますねー！ (2016年9月3日 12時) (レス) id: 5c2e9d1515 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - いいd('∀'*) 大好きな話しです。 私も手紙を書きたくなりました(^_^) 頑張って下さい。 (2016年8月27日 3時) (レス) id: e934ae8dcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい、くたびれママ
x他1人 | 作成日時：2016年8月13日 0時
