裏１２４ -TH- ページ8
■ﾃﾋｮﾝside
ﾃﾋｮﾝ｢･･･はぁーぁ｣
俺、ばか？
自ら元彼のところに送り出すような真似して
まぁばかでも別にいいけど、
今に始まった事じゃないしさ
特に自信があったわけでもなく、
彼女がここに戻ってきてくれるかもわかんない
でもさ
あのまま知らないふりして
彼女の未来を手に入れたら･･･
俺･･一生後悔が残りそうなんだもん
ﾃﾋｮﾝ｢あと10分でクリスマス終わりじゃん｣
ベッドに仰向けになると白い天井が見える
ﾃﾋｮﾝ｢あんなとこにシミあった？｣
ここで過ごした彼女との時間
カウントダウンかのように１つずつ蘇る
ここでたくさん笑い合った
ここで泣いたこともあった
ここで抱きしめ合った夜もある
ﾃﾋｮﾝ｢A･･･｣
彼女を心底愛してる
もう無理かなって諦めかけたその時、
タンタンタンタンッ
外階段を駆け上がる音がする
ﾃﾋｮﾝ｢！｣
この癖のある音は彼女のもの
ベッドから飛び起き
そのまま前のめりで玄関へ
『テヒョンっ！』
そこには頭に雪を乗せ
息を切らしたAが立っている
彼女は開けた扉をそのままに、
ﾃﾋｮﾝ｢うわっ｣
勢いよく俺に飛びついてくる
『よかったぁ、間に合った』
ﾃﾋｮﾝ｢っちょっ、A？｣
こんな彼女は初めてでたじろいでしまう
『もうすぐでクリスマス終わっちゃうから
急いで帰って来たの』
ﾃﾋｮﾝ｢･･･ぇ｣
それって、それって･･･
『メリークリスマス！』
ﾃﾋｮﾝ｢う、うん･･･メリクリ｣
俺、期待していいの？この先を
『ふふっテヒョンの匂いだ』
Aは確かめるように
ぎゅーっと胸に顔を埋めると、
『ただいま』
ゆっくりとそう呟いた
あぁ、よかった
ﾃﾋｮﾝ｢うん、おかえり｣
この腕に彼女が帰ってきてくれて
俺も彼女をぎゅっと抱きしめ返す
ﾃﾋｮﾝ｢･･･ねぇ、ジョングクは？｣
『うん、ちゃんと会ってきた』
前と同じ温もりなのに
まるでこの数時間で
生まれ変わって帰ってきたみたいな彼女
『伝えられた、“大好きだった”って』
ヤバい
俺泣きそう
『ねぇ？テヒョン』
ﾃﾋｮﾝ｢なに？｣
声が上ずったのがバレないといいな
『私の居場所はここだよ』
ﾃﾋｮﾝ｢うん｣
『大好き･･･誰よりも
今度は私がテヒョンを幸せにするから』
ダメだ、これはバレちゃうわ
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ying shie(プロフ) - やっぱり、テヒョンエンディングが一番好きです！この二人の幸せな続きがみてみたいです。このお話を作ってくださった作者さんに感謝します。 (2019年5月16日 11時) (
レス) id: 08c50ddfcb (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - minashさん» わぁー！わけのわからないお話になってしまったのにコメントいただけて光栄すぎますー！ありがとうございますー！気まぐれに更新しておりますが、ダラダラ続けていこうと思ってますので、今後ともよろしくお願いしますー！ (2017年2月24日 11時) (レス) id: 7151c16171 (このIDを非表示/違反報告)
minash(プロフ) - スタビライザー最高です…！！！！テヒョンの頭悪そうで()策士なところがもう、なんともいえないくらいに良いです…！！！！！（ ｉ _ ｉ ）これからも応援してます！ (2017年2月24日 5時) (レス) id: 7cac93f2c1 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - ペイカノ ぴーさん» ふじーん(；д；)覚えててくれて嬉しいっす泣 ありがとうございます泣 私は相変わらず塩沼で元気にやっとります！まさかコメもらえると思わなくて大はしゃぎしてますw また夫人とお話出来る日を楽しみにしてるー！本当にありがとうー！ありがとうー！ありがとうー！ (2016年10月16日 0時) (レス) id: 5c2e9d1515 (このIDを非表示/違反報告)
ペイカノ ぴー(プロフ) - 再び登場、夫人です！ちゃいちゃんお誕生日おめでとー！！夫人はなんとか生きていますwちゃいちゃんは元気？身体に気を付けて素敵な1年を過ごしてね^ ^ツイ復活間近な予感なのでその時はよろしくね！最近ホソクさんがかっこよくなってきて困惑しる夫人より^ ^ (2016年10月15日 17時) (レス) id: 19923b5245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2016年5月8日 0時
