裏１２２ ページ6
■YOUside
『大好きって、
グクと一緒にいられて幸せだったって、
高校生の私が･･･
ちゃんと伝えたかった、って』
やっと言葉になった６年越しの想い
あの時･･･
大好きと伝えられないまま
私は大人になってしまって、
ようやく言葉として生まれた今は
“大好き”じゃなく“大好きだった”と
その形を少しだけ変えて手元から離れた
あぁ･･･やっと言えた
心の奥で蹲ってる制服を着た私が
顔を上げ立ち上がるのがわかる
ごめんね･･
こんなに時間が経っちゃって
そう彼女に語りかけると
少女はふっと笑みを浮かべて
この粉雪のようにふわっと消えてしまう
だけど
高校生の自分を抱えていたのは
私だけじゃなかった
『･･･っ！え･･グク？』
しばらく呆然と立っていたグクは
言葉が耳に届くと黒目を震わせ、
『な、泣いてるの･･？』
大きな瞳から頬にツーッと滴が伝う
そのまま私の目の前まで
時の流れのようにゆっくり歩みを進めると
『えっ、グク･･？』
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ｢ごめん、パク･･
ちょっとだけ･･抱きしめさせて？｣
ギュッとその腕の中に包み込む
『うん』
グクは誤魔化すように鼻を啜ると
“ふぅ”と耳元で浅いため息を吐く
なんと言い表したらいいのかわからないけど
彼の涙が辛いとか悲しいとかで
出たものではないことだけはわかる
･････なんだろう、
ホッとした時に出るそれに近いのかな
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ｢･･･パク？｣
『ん？』
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ｢俺もお前に伝えたい事ある｣
『うん、なに？』
まるで
高校生の私と高校生のグクが
ハグをしているような不思議な感覚
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ｢ありがとう
俺も、大好きだった｣
ここでやっとシンクロして
その感覚がどうゆうものなのかがわかる
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ｢パクを好きになってよかったって、
すげぇ幸せだったって、
高校生の俺が･･言いたかった、って｣
私たちは同じように
あの時に後悔を残してた大人になったんだ
“ﾃﾋｮﾝ｢多分ね、ジョングクも
Aと同じように後悔してるはず｣”
だからテヒョンはあぁ言ったんだね
“ﾃﾋｮﾝ｢俺も弱い自分とさよならするから
Aも過去の自分と向き合っておいで｣”
うん、大丈夫･･･心配いらない
私･･･今度こそ
ちゃんと伝えられたよ･･･テヒョン
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ying shie(プロフ) - やっぱり、テヒョンエンディングが一番好きです！この二人の幸せな続きがみてみたいです。このお話を作ってくださった作者さんに感謝します。 (2019年5月16日 11時) (
レス) id: 08c50ddfcb (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - minashさん» わぁー！わけのわからないお話になってしまったのにコメントいただけて光栄すぎますー！ありがとうございますー！気まぐれに更新しておりますが、ダラダラ続けていこうと思ってますので、今後ともよろしくお願いしますー！ (2017年2月24日 11時) (レス) id: 7151c16171 (このIDを非表示/違反報告)
minash(プロフ) - スタビライザー最高です…！！！！テヒョンの頭悪そうで()策士なところがもう、なんともいえないくらいに良いです…！！！！！（ ｉ _ ｉ ）これからも応援してます！ (2017年2月24日 5時) (レス) id: 7cac93f2c1 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - ペイカノ ぴーさん» ふじーん(；д；)覚えててくれて嬉しいっす泣 ありがとうございます泣 私は相変わらず塩沼で元気にやっとります！まさかコメもらえると思わなくて大はしゃぎしてますw また夫人とお話出来る日を楽しみにしてるー！本当にありがとうー！ありがとうー！ありがとうー！ (2016年10月16日 0時) (レス) id: 5c2e9d1515 (このIDを非表示/違反報告)
ペイカノ ぴー(プロフ) - 再び登場、夫人です！ちゃいちゃんお誕生日おめでとー！！夫人はなんとか生きていますwちゃいちゃんは元気？身体に気を付けて素敵な1年を過ごしてね^ ^ツイ復活間近な予感なのでその時はよろしくね！最近ホソクさんがかっこよくなってきて困惑しる夫人より^ ^ (2016年10月15日 17時) (レス) id: 19923b5245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2016年5月8日 0時
