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足枷がついたように重い足
こんな夜更けに吹きすさぶ冬風なんて
痛みを伴う冷たさなのに･･･
『････････』
家に向かう歩調は
全く速くはならなかった
【遅くなるでしょ？俺迎えに行くよー？】
【さすがに今日は
何時に終わるかわからないし
大丈夫、１人で帰れるよ】
【えー？でも危ないじゃん】
【こんな寒い中、何時間も
テヒョンを待たせるわけにいかない】
【俺は平気だよ】
【こないだ風邪引いたでしょ？
今日無理なんてしたら
明日一緒にケーキ食べられなくなるよ？】
【えーでもー】
【大丈夫、
あんまり遅ければタクシーで帰るよ
テヒョンも今日仕事だったでしょ？
待たなくていいから先に寝てて】
【･･･わかった
でもなんかあったらすぐ連絡して】
【うん、ありがとう】
このやり取りをしてから
すでに６時間は経っていて、
私は結局タクシーを使うことも
テヒョンに連絡を入れることもせずにいる
いつもの倍以上の時間を掛けても
すぐに着いてしまう部屋の灯りはない
きっとテヒョンは寝ているんだろう
靴音を立てないように
ゆっくりと外階段を上がって
バッグの中から部屋の鍵を探す
『･･さむっ』
長く外を歩いたせいで
手は赤く悴んでうまく動かない
ドアの前で中々見つからない鍵を探していると、
カチャンと鍵の外れる金属音
ﾃﾋｮﾝ｢あ！やっぱりAだ｣
『テヒョン･･起きてたの？』
ﾃﾋｮﾝ｢はは、明日が楽しみで
中々眠れなかったんだよねw｣
『そっか』
ﾃﾋｮﾝ｢そしたらAかな？って気配がして
ドア開けてみたら本当にAがいるから
俺ってすげーなって思っちゃったw｣
スウェット姿でへへっと笑って頭を�惜く
ﾃﾋｮﾝ｢ってか寒いし早く家入んなよ｣
『うん』
ﾃﾋｮﾝ｢うわぁ、手がすごい冷たい｣
テヒョンは悴む私の手を取り
自分の両手で包むと、
はぁーっと息を吹きかけて擦る
ﾃﾋｮﾝ｢おかえり、A｣
『うん、ただいま』
‟ｼﾞﾐﾝ｢テヒョンを幸せにしてやれよ？”
今度は私が･･･しなくちゃいけないと思うの
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87 - 最近この話を読んだ者です。本当に感動しました！グクとのカレカノ編みたいなのも読んでみたいです！ (2018年7月8日 9時) (
レス) id: be50aff81b (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - テテペンです！感動しました！！でも、テテがなんかかわいそうな気がしましたw (2017年10月27日 1時) (レス) id: 394e8470e5 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - みんちさん» ありがたいコメントをありがとうございます！私なんぞにお優しいお言葉を下さり、感激で胸が･･･うっうっTT 完全な素人作品ですがお気に召していただけて光栄です！またみんちさんに読んでいただけるようなお話を書きたいです！ (2016年11月16日 11時) (レス) id: 343f35885f (このIDを非表示/違反報告)
みんち(プロフ) - ちゃいさん是非小説家になりましょう！wwww 本当に感動作品です！素敵なお話でした (2016年11月15日 18時) (レス) id: fce98acc68 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - lunaさん» いつもコメント本当にありがとうございます！こうして励ましのお言葉いただけて毎回の如く泣いてますTT 生意気ジョングクの時の事も覚えてていただけて嬉しいですー！また楽しんでいただけるお話をこれからも頑張ってお届けします(まずは修行ですかね) (2016年5月16日 17時) (レス) id: c01c8f472f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2016年2月6日 0時
