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■YOUside
てっきりユンギさんなら
“おう、切れ切れ、切っちまえ”って
言ってくれると思ったのに、
ﾕﾝｷﾞ｢それ意味ある？｣
『え？』
予想に反して、
眉間に皺を寄せて私をじっと見る
『････でも』
ﾕﾝｷﾞ｢いやさぁ･･･
気分転換とかそーゆーんで髪切ったり
髪色変えたりすんのは賛成なんだぜ？
まじで気分変わるだろうし、･･･でもさ｣
まるで私の葛藤を見透かしたよう
ﾕﾝｷﾞ｢髪切ったって過去は変わんねーよ？｣
内側にズシンと響くユンギさんの言葉は
多分･･･正論だと、思うんだ･･･
『･･････』
だけど
この葛藤は正しいとか間違ってるとか
正論だとか曲論とかそうゆうんじゃない
『そんな事言ったって･･･』
複雑に足元に絡みつく鎖の様に
私の判断を鈍らせ、狂わせるんだ
そんな私を知ってか知らずか
ﾕﾝｷﾞ｢時間をさ、
戻したいって思う事･･･ある？｣
『え？』
ユンギさんは躊躇う事なく核心に触れる
ﾕﾝｷﾞ｢過ぎてしまった時間は
誰にも取り戻せない･･･でもな｣
静かに、そして確かに、
私の曖昧な心に語り掛ける
ﾕﾝｷﾞ｢心に刺さってるトゲは
“今”の自分にしか、どうにもできねーよ？｣
『･････』
ユンギさんは黒いパーカーの会計を済ませると
今さっきの真剣な表情とは打って変わって
“まぁ落ち着いたら、店おいで”と
優しく微笑んで売り場を後にした
わかってるよ･･･
でも、私には大事にしてくれる人がいる
心に刺さったままのトゲ
それは、
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ｢休憩から戻りました
なにか引き継ぐ事はある？｣
彼･･･“ジョングク”だ
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ｢ん？どうした？なんかあった？｣
『あ、ううん･･･なんでも･･』
胸が苦しいよ
ユンギさんの言葉が反芻する度に
胸の奥にテヒョンの笑顔が滲むような気がした
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87 - 最近この話を読んだ者です。本当に感動しました！グクとのカレカノ編みたいなのも読んでみたいです！ (2018年7月8日 9時) (
レス) id: be50aff81b (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - テテペンです！感動しました！！でも、テテがなんかかわいそうな気がしましたw (2017年10月27日 1時) (レス) id: 394e8470e5 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - みんちさん» ありがたいコメントをありがとうございます！私なんぞにお優しいお言葉を下さり、感激で胸が･･･うっうっTT 完全な素人作品ですがお気に召していただけて光栄です！またみんちさんに読んでいただけるようなお話を書きたいです！ (2016年11月16日 11時) (レス) id: 343f35885f (このIDを非表示/違反報告)
みんち(プロフ) - ちゃいさん是非小説家になりましょう！wwww 本当に感動作品です！素敵なお話でした (2016年11月15日 18時) (レス) id: fce98acc68 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - lunaさん» いつもコメント本当にありがとうございます！こうして励ましのお言葉いただけて毎回の如く泣いてますTT 生意気ジョングクの時の事も覚えてていただけて嬉しいですー！また楽しんでいただけるお話をこれからも頑張ってお届けします(まずは修行ですかね) (2016年5月16日 17時) (レス) id: c01c8f472f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2016年2月6日 0時
