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■YOUside
『･･･テ、ヒョン？』
部屋のどこからも返事は聞こえてこない
昨夜帰宅してもテヒョンの姿はなく
電話も繋がらないまま
私はそのまま眠りについてしまったらしい
『ん？』
玄関に蹲る人影
『あ･･･いた』
靴も脱がずに玄関で座り込んだ体制のまま
壁に寄りかかって目を閉じてるテヒョン
『テヒョン？･･･テヒョンってば
こんなところで寝たら風邪引く』
ﾃﾋｮﾝ｢･･･んん｣
あれ？なんか･･･
ﾃﾋｮﾝ｢あー･･･俺昨日飲みすぎちゃって
ごめん、ベッドに辿り着けなくて
ここで寝ちゃったみたいw｣
弱々しい笑顔と火照る頬
『ねぇ、熱くない？
熱あるんじゃないの？』
ﾃﾋｮﾝ｢えー？そうかな
言われてみれば体が怠いような｣
彼の手は温かいレベルを超えてる
『とにかく入って』
〜〜〜〜
『やっぱり･･･』
体温計は38.5℃の表示
『熱出てるじゃない』
ﾃﾋｮﾝ｢うそー、まじか｣
『あんな寒い中玄関で寝たら
風邪引かない方がおかしいよ』
“だよねー”って苦しそうに笑う
『今日日曜だし休みだよね？』
ﾃﾋｮﾝ｢クリスマス会の準備したくて
行く気でいたんだけど休んだ方がいいかな｣
『この熱で行く気だったの？』
ﾃﾋｮﾝ｢だって｣
『ダメだよ、ちゃんと治さないと
当日出れなくなっちゃうよ？
その方が生徒たち悲しむんじゃないの？』
ﾃﾋｮﾝ｢･･･あー、そっか｣
布団の中からぼんやり天井を見つめる目は
高熱のせいで少し虚ろげ
ﾃﾋｮﾝ｢今日･･･寝てる｣
『うん、それがいいよ』
滅多の体調を崩さないテヒョン
『おかゆ食べれる？』
ﾃﾋｮﾝ｢今はいいや･･･
後で食欲出たら食べるよ｣
『わかった』
そういえば今日一度も目を合わさない
『ごめん、私休めないんだけど
出来るだけ早く帰ってくるから
薬飲んで寝てて、ね？』
ﾃﾋｮﾝ｢うん｣
体調のせいなんだろうか
『じゃあ何かあったら連絡して』
ﾃﾋｮﾝ｢うん｣
普段とは違うテヒョンが気になりつつ
休める空気ではないクリスマス直前の
カプリコーンに向かう脚
『大丈夫かな･･･』
何かが引っかかる
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87 - 最近この話を読んだ者です。本当に感動しました！グクとのカレカノ編みたいなのも読んでみたいです！ (2018年7月8日 9時) (
レス) id: be50aff81b (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - テテペンです！感動しました！！でも、テテがなんかかわいそうな気がしましたw (2017年10月27日 1時) (レス) id: 394e8470e5 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - みんちさん» ありがたいコメントをありがとうございます！私なんぞにお優しいお言葉を下さり、感激で胸が･･･うっうっTT 完全な素人作品ですがお気に召していただけて光栄です！またみんちさんに読んでいただけるようなお話を書きたいです！ (2016年11月16日 11時) (レス) id: 343f35885f (このIDを非表示/違反報告)
みんち(プロフ) - ちゃいさん是非小説家になりましょう！wwww 本当に感動作品です！素敵なお話でした (2016年11月15日 18時) (レス) id: fce98acc68 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - lunaさん» いつもコメント本当にありがとうございます！こうして励ましのお言葉いただけて毎回の如く泣いてますTT 生意気ジョングクの時の事も覚えてていただけて嬉しいですー！また楽しんでいただけるお話をこれからも頑張ってお届けします(まずは修行ですかね) (2016年5月16日 17時) (レス) id: c01c8f472f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2016年2月6日 0時
