１１７ -JK- ページ25
■ｼﾞｮﾝｸﾞｸside
クリスマスなんてものは
あっという間に終わるわけで、
“ｼﾞｮﾝｸﾞｸ｢テヒョン先輩と幸せにね｣”
“『･･･うん、ありがとう』”
彼の元に帰ってしまう彼女を見送るのは
予想以上に、苦しかった
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ｢なんだよ、雪降ってんじゃん｣
外は粉雪が舞っていて
１人ぼっちの自分を
慰めてくれてるようにさえ感じてしまう
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ｢さっむ｣
隣に誰もいないクリスマス
“ｼﾞｮﾝｸﾞｸ｢メリークリスマス｣”
本当はその言葉は
あの頃の俺らが言うもので
もしかしたらそこから･･･毎年のように
何度も言ってたはずの言葉だったのかもしれない
A･･･知らないだろ？
俺が卒業してから
今まで･･･どうしていたか
ビックリするくらいに
何の成長もしてないんだから、お前のせいで
だって
あれからずっと後悔だけが残って
お前の横顔が頭から離れなくて
他で気を紛らわそうにも何かが違って、
またこんな思いをするくらいなら
他の誰かを好きになるのが怖いとすら思った
彼女が俺の中から消えるのが早いか
彼女を上書きする誰からが現れるのが早いか、
自分がまともに恋をするのを
そんな風に諦めてしまっていた時の再会だった
一瞬で引き戻された･･･Aに
まぁそんな事を
今更言ったことで意味がない
彼女はもう他の男のものだったから
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ｢“これ”･･どうにかなんのかな｣
虚しい独り言は雪空に消え
代わりに時間が雪をここまで運んでくる
ここからまだ何年も掛かるかもしれないし
一生このままなのかもしれないし
そんな事はわからないけど、
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ｢“寄り道”して帰ろっかな･･･｣
ただ今は･･･
これから幸せになる
彼女の“未来”を静かに願いたいと思ってる
それなのに
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ｢･･･パ、ク･･？｣
お前はなんでここにいるの？
『･･･グク』
もしも俺が今、
夢を見ているとかじゃなければ、
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ｢なんで？｣
その場所に立っていたのは、
間違いなく“今”のAだと思うんだ
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87 - 最近この話を読んだ者です。本当に感動しました！グクとのカレカノ編みたいなのも読んでみたいです！ (2018年7月8日 9時) (
レス) id: be50aff81b (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - テテペンです！感動しました！！でも、テテがなんかかわいそうな気がしましたw (2017年10月27日 1時) (レス) id: 394e8470e5 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - みんちさん» ありがたいコメントをありがとうございます！私なんぞにお優しいお言葉を下さり、感激で胸が･･･うっうっTT 完全な素人作品ですがお気に召していただけて光栄です！またみんちさんに読んでいただけるようなお話を書きたいです！ (2016年11月16日 11時) (レス) id: 343f35885f (このIDを非表示/違反報告)
みんち(プロフ) - ちゃいさん是非小説家になりましょう！wwww 本当に感動作品です！素敵なお話でした (2016年11月15日 18時) (レス) id: fce98acc68 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - lunaさん» いつもコメント本当にありがとうございます！こうして励ましのお言葉いただけて毎回の如く泣いてますTT 生意気ジョングクの時の事も覚えてていただけて嬉しいですー！また楽しんでいただけるお話をこれからも頑張ってお届けします(まずは修行ですかね) (2016年5月16日 17時) (レス) id: c01c8f472f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2016年2月6日 0時
