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■YOUside
「それでは、
Ｂ×Ｐの新レーベル“ヴァルゴ”の門出を
祝しまして、･･･ カンパーイ！」
※ヴァルゴ＝おとめ座
｢｢｢ わぁー ｣｣｣
お偉いさんの乾杯の発声と拍手
私とリナは後ろの方の
一番隅の丸テーブルからその光景を見ていた
ティーン層向けなのか
カジュアルでお洒落なウェアを来たモデルが
代わる代わる舞台に登場しては消える
しばらくすると
ｾﾌﾝ｢楽しんでる？｣
ﾘﾅ｢あ、先輩！｣
片手にグラスを持ったセフンさんが現れ
リナの目はまたハート形に変わる
並んで立つ２人は絵になる
立食パーティーでよかったね、リナ
〜〜〜〜〜
『･･･ふぅ』
パーティー会場は温かかったから
すっかり忘れてたけど、
『･･･さむっ』
よく考えたら今は11月
上着もなしに外に出るなんて無謀だ
“ちょっとお手洗いに行ってくるね”
ちょっとでもリナをセフンさんと
２人にしてあげたくて
変に気を利かせてみたけど、
さすがに気温の下がる夜に
そう長い時間肩を出してはいられない
でも･･･もうちょっとだけ
口に含む程度のワインの酔いを
ひんやりと冷ましてくれる夜風
『あぁ‥綺麗だなぁ』
さすがホテルなだけあって
入口に並ぶ木々には
もうイルミネーションが施されている
バルコニーの柵に肘をついて思い出す
“彼”と初めて手を繋いだのは
たしか･･･こんなとこだった
まだ手の繋ぎ方もわからなくて
何もかもがぎこちなかったあの頃･･･
心臓が掌に移ったんじゃないかってくらい
私の右手はすごくドキドキしてた
『･･･やめよ』
きっと酔ってるんだ
今は夢の中じゃない･･･現実なんだから
頭を振ってそれを･･･
追い出そうとしたのがいけなかった
『‥っあ』
パンプスのヒールを引っ掛けてバランスを崩し
そのまま冷たいタイルの上に膝と手を付く
「あっ大丈夫です？」
やだ･･･人がいたなんて
『大丈夫です、
気にしないで下さ･･･』
上げた目線が捉えた姿
「････え、‥パク？」
それはつい今しがた
残像のように脳裏に焼き付いてた彼
彼も驚いているのか
目を丸く見開いたまま固まっている
「パク･･･なんでここにいんの？」
『･････グクこそ‥』
時計の針が左回りするような錯覚
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
じゅり - 剣道では足捌きはありますが竹刀捌きなんてものはありません (2018年5月26日 11時) (
レス) id: 16c2882a48 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - らいこうさん» コメントありがとうございますー！私ARMYですが、エクセルでもあるので(いーしんペン)、BTSでまかないきれなかったキャラをフナちゃんにお願いしちゃいましたw 楽しんでいただけて大変光栄ですー！ (2016年12月5日 17時) (レス) id: 343f35885f (このIDを非表示/違反報告)
らいこう - ちょwwwwwまさかのオセフン様wwwww面白いねー!!!wwぐくててとメンバーしか出てこないと思ってたからwwww来るとは思わんかったwwwwwさすが主様。才能ありまくり。８８８８８ (2016年12月3日 22時) (レス) id: 9ceb8282ff (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - 魔法使いの弟子さん» いつもありがとうございます！そろそろ鬱になりそうなので笑えるお話でも別で書いてやろうと考えてますw辛すぎてwww コメント本当にありがとうございます！ (2015年12月15日 15時) (レス) id: 2654b9a9b2 (このIDを非表示/違反報告)
魔法使いの弟子(プロフ) - ちゃいさん、あんにょん！はぁ〜、切ないっすね〜。なんかグクペンの自分なのに、章末のテテがかわいそうで泣けます。更新ご無理なさらずに。いつまでもお待ちしてますねー！横アリのみんなを思い出して読んでますー。 (2015年12月13日 21時) (レス) id: 469a2238f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2015年11月2日 0時
