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勇敢と言うか無謀なハギョンは
テグンくんに冷たくあしらわれても
懲りずに“ねぇねぇ”とちょっかいをかける
この店でテグンくんにしつこく絡む人なんて
客でも従業員でもハギョンしかいなくて
私もその例外ではない
大抵は大学の同期だったハギョンと
他愛も無い話をして
テグンくんが作ってくれたカクテルを
２〜３杯飲んでから店を出るのが常
彼も私に話かけてはこないし
私もたまに横目でちらっと彼を見るだけ
交わすのは挨拶程度
だけど私は知ってる
彼が冷たい類の人間ではない事を･･･
前に街でここでは見たことのないような
優しい笑顔を浮かべているテグンくんを
偶然に見たことがある
“ﾃｸﾞﾝ｢よしよし、泣かないで｣”
街中で小さい男の子を抱き上げ
まるで天使そのものの笑顔であやす彼
“ﾃｸﾞﾝ｢俺が一緒にママを探してあげる｣”
どうやら男の子は迷子らしく
はぐれてしまったその子のママを
探してあげようとしているところだった
“『テグンくん？』”
そんな彼らを見て放っておけるわけもなく
少し勇気を出して声を掛けると
テグンくんは驚いた様子を見せたものの
バーで会う時よりも幾分柔らかい雰囲気
“ﾃｸﾞﾝ｢････あ、‥A･･･さん｣”
その日初めて彼に名前を呼ばれた
彼が柔らかく感じたのは
いつもバーでは黒シャツなのに
今日は白いカットソーだったせいもある
何か力に慣れたらと声を掛けたんだけど
その子のママはあっさり見つかって
結局何の役にも立たないまま事態は終結
去り際に
“｢お兄ちゃんありがとう！またね！｣”
とテグンくんに手を振ると
彼はやっぱり天使に見間違えちゃうくらい
優しい笑顔で手を振り返していた
“ﾃｸﾞﾝ｢･････｣”
“『･･････』”
その親子を見送った後
案の定沈黙が訪れるわけなんだけど
“ﾃｸﾞﾝ｢･･･あの、ありがとう｣”
ここは予想に反して
テグンくんの方から言葉が出て来て驚いた
“『う、ううん‥私何もしてないし』”
バーでも彼と目が合う事は
滅多になかったんだけど
“ﾃｸﾞﾝ｢いや･･･
Aさんがいてくれて心強かった｣”
彼の神秘的な瞳はまっすぐ私に向いた
そしてその目はゆっくりと細まる
“ ･････わぁ// ”
男の子に向けていた笑顔とは
少し違ったけれど
彼は確かに私に笑い掛けていた
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NAKO(プロフ) - カイ君のお話きゅんきゅん止まりません（；＿；）こちらのお話の続きもまた読んでみたいです（；＿；） (2016年3月1日 3時) (
レス) id: 26bc831c29 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - mocoさん» ももさぁーん！いつもありがとうございます！初めてまともにしぅちゃん書きましたwクオリティーはすいません汗 いや！なんか人波超えたせいか逆にEXO書くのが新鮮に感じて楽しかったですwまたここで書こうと思いますー！ももさんサランヘー！ (2016年1月12日 2時) (レス) id: 5688c9b6d3 (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - しうちゃんの読みました！！よかったです〜〜！あ〜〜〜若いって素晴らしい！！！しうちゃんサランへ〜♪そしてちゃいちゃんがEXOのメンバーを書いてくれたことが何より嬉しいです。ぜひいつかまた大人なカイちゃんを〜〜〜笑 ちゃいちゃんサランへ☆ (2016年1月11日 9時) (レス) id: 47758dcf0d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - そらさん» そらちゃーん！コメントありがとうー！初しぅちゃんなのになんだかおバカなお話になっちゃって申し訳ないっすTT 次に書く時はもっとちゃんとしたの書くね(そんな事が出来んのか･･･)いつも本当にありがとう！サランヘヨー！ (2016年1月7日 16時) (レス) id: 2654b9a9b2 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - きゃー//// やばいです！！ちゃいさんがしうちゃんのお話を書いてくださるなんて、、もう終始ニヤニヤが止まらなかったです！！ ありがとうございます！！ (2016年1月6日 21時) (レス) id: 62396f963f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2016年1月4日 1時
