私の勇気 ページ10
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『おはようございます』
ロビーの清掃を終えた私はいつものように
ゴミを回収してフロアを回っていた
今日はすごく気になることがある
『ゴミ･･お預かりしますね？』
ユノさんのデスクのところまで来て
朝気になった事が
自分の気のせいじゃないと確信
ﾕﾉ｢あぁAちゃん＾＾
ありがとう･･
じゃあこれお願いできるかな？｣
だって
ユノさんの顔･･･少し赤い･･
それにちょっとしんどそうにしてるし
元気を装っているけど
おそらく････熱があるんじゃないかな？
『はい』
ﾕﾉ｢いつも悪いね＾＾｣
私にはわかるの
今日のユノさんの笑顔は
確かに素敵なんだけど
いつもとは･･･全然違う･･
『･･･』
ﾕﾉ｢ん？どうしたの？｣
声を掛けたいのに掛けられずに
モジモジしてるから不審に思うよね･･
あぁ･･･
こんな時に口下手で
引っ込み思案のこの性格が恨めしい･･･
でも
勇気を出して！私！
『あ、あのう･･･
ユノさん･･
もしかして体調悪いんじゃないですか？』
ﾕﾉ｢え？｣
驚いた表情のユノさん
『･･･いつも少し様子が違うので』
ﾕﾉ｢･･････｣
ユノさん黙っちゃった
私･･･余計なこと言っちゃったかな･･
ﾕﾉ｢驚いた･･｣
『え？』
ﾕﾉ｢今まで･･･この程度なら
誰にも気付かれた事ないのに
Aちゃん･･･よくわかったね｣
わかるよ
だって
ユノさんが好きなんだもん
ﾕﾉ｢でも今日は大事な会議があるから
どうしても休めないし
部下に心配かけたくないから
みんなには内緒ね＾＾｣
少ししんどそうなユノさんは
ぎこちなく笑う口元に人差し指を立てた
立てたのは右手の人差し指
中指の付け根にあるホクロがチラッと見える
逞しい右手の持ち主はみんな
心の中まで男らしいんでしょうか？
･･･ユノさんみたいに
『はい･･･』
ﾕﾉ｢ありがとう＾＾｣
『でも･･･
これよかったらどうぞ』
ポケットに入れておいたドリンク剤を渡す
ﾕﾉ｢俺に？｣
『はい
これすごく効きます
これ飲んで頑張って下さい』
ユノさんが部下に体調不良を
気取られないように頑張るってことも
私にはわかるよ？
いつも･･･そんな頑張るユノさんを
そっと見てるだけの私なんだけど
今日はどうしてもこれを渡したかった
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ちゃい(プロフ) - キキさん» キキさんコメントありがとうございます！素敵なアイデアから本当にお話作っちゃいましたwwwEXO以外の主役は初めてで自分もどうなるかドキドキしてますが、これからもよろしくお願いします((´∀｀*))Twitterでもよろしくです！ (2014年12月13日 19時) (
レス) id: abf96abb7e (このIDを非表示/違反報告)
キキ(プロフ) - Twitterでもうひと小説行けそうですねっと言ったものですwwwカシオペアラーメンにはプププってなりましたwちゃいさんのそういったセンスすごく好きですwそしてジョンイン！ユノ課長もいいですけど、カイペンの私はジョンインにクラッときてしまいました← (2014年12月13日 0時) (レス) id: c35c35ab72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい
| 作成日時：2014年12月8日 14時
