呪術廻戦×REBORN×鬼滅の刃 山本の姉の柱様は呪術師になるそうです

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五条side

ちょっとした悪ノリで傑と一緒にA煽っているとAはため息をついた

ご(降参したかな？)

そんなことを思いながらAが自分のことを話すことにすこし期待していると
Aの雰囲気がすこしだけ変わった


「一方的になんて、そんなことないわよ？
　だって先生達、私と煉獄がイタリアにいる間に私達のこと調べてたじゃない
　家族のことから学校でのこと、悪い人達から態々私達のことを聞き出したりもしたんでしょう？
　ボンゴレとは何か、復讐者とは何か、柱とは何か…無事にわかって良かったわね〜」ニコッ

Aの言葉に僕と傑は頬を引き攣らせた

ご(Aは煽ったらやばいタイプの子だったかも…;;)


げ「そのことにも気づいていたのか…;;
　やっぱAは凄いね、敵いそうにない」

ご「Aの方が何枚も上手だったって訳かぁ…なんか複雑だな」

「褒めてもらえるのは嬉しいけど、私だけが凄いわけじゃないわよ〜」

げ「と言うと？」

「柱は何も私1人だけじゃないのよ？
　煉獄は私とはまた違う凄さがあるの…煉獄はまさに太陽みたいな子だからね」

そう言うAの表情は
まるで自慢するような、何かを懐かしむようなそんな表情だった


「…私達のことをよく知ってる人達はみんな、私は冷たく降りかかる雨で煉獄は熱く燃え上がる炎のようだって言うのよ
　それは私達の戦い方から来てるのもあるのだけど、私が最悪なことを考えるのに対して煉獄は希望があることを考えるからでもあるらしいわ
　私達は正反対だからこそ、2人で力合わせたときに最強が隙のない完璧な状態になるんですって」

Aが笑いながら言ったことに
僕たちはその通りだなと思った

Aと杏寿郎は根本的な部分は同じだが、発想の仕方などはだいぶ違う


2人はまさに月と太陽のような関係だと僕は思っている

ピンチのときや普段の2人は
正直、Aの指示に杏寿郎が従っているようにすら見えるが実際は違う

月は夜の主役とも言えるほどの存在感を放っているが
それは太陽が月を照らしているからこそのものだ

Aが輝くことができるのは
杏寿郎がAを支え、Aのことを理解し受け止め、時に杏寿郎がAを前に引っ張って行くからだ



昔の僕と傑とはまた違う最強のあり方をしているからこそ、2人の信頼は強固なものになっているのだろう

ご(ほんと、なんでこんな相性抜群なのに付き合ったりしないのかなぁ…不思議だねぇ)

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