呪術廻戦×REBORN×鬼滅の刃 山本の姉の柱様は呪術師になるそうです

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五条side

や「大切だろうと所詮、自分以外は他人だ
　他人のために自分の命を脅かす必要はないはず、何故ここまでする？」

「私は大切な人達に幸せになって欲しい…
　例え私がその人の隣に居られなくても、私は大切な人の幸せのためなら全てを差し出せる
　これは私の覚悟であり、私が私であるための支えです」

Aの覚悟は凄まじかったが
同時に危うくもあった

学長もそう思ったようで
Aに呪骸を放った

だが、その呪骸は一瞬で首を切られ
Aの前でワタを撒き散らした

Aの刀は鞘に収まっていた

ご(速い…！Aは刀を鞘に戻す程の余裕があったのに、太刀筋すら全く見えなかった！)

あまりの速さにその場にいる杏寿郎以外が
全員、目を見開いていた

そして次に恐怖した

Aの宝石のような茜色の眼は憎悪や怒り、殺意で染まっており
血のような黒い光を宿していたからだ

ご(イカれている…いや、ここまでくると狂っているのほうが正しいのかな)

杏寿郎はAのそんな様子に
顔を少し歪めていた


や「…山本A、合格だ
　煉獄杏寿郎、山本A…ようこそ、呪術高専へ
君達を歓迎する」

どうやらAも無事に合格したようだ


れ「ありがとうございます！」

「これから、よろしくお願いしますね」ニコッ

2人はそれぞれ学長に挨拶をした



学長室を出て
僕と傑は2人に祝いの言葉をかけた

ご「ほんと、2人が合格できてよかったよ」

「心配してくれてどうも…でも、まだ油断できないのでは？
　上への説得、頑張ってくださいね」

ご「やっぱ、わかってたかぁ…」

「私と煉獄は貴方達からしたら、反逆の恐れがある異分子ですからね
　上が騒ぐのは想像に容易いです
　もし先生達だけで難しそうなら、私を呼び出してくれても構いませんよ
　というか、多分呼び出されるでしょうしね…」

Aはこれから起こるであろう事態を予測していた


げ「昔からそうだけど、Aは随分と先を見据えて物事を考えているね」

「いいえ、ただ私の考え方が捻くれているだけよ
　昔から最悪の展開ばかり予想してしまうの…」

れ「たしかに胡蝶はそうだな！
　だが、胡蝶のその考え方のお陰で沢山の者が救われている！俺も何度も胡蝶に救われているぞ！」

「あらあら、そう言われると嬉しいわ〜
　私も煉獄にはいつも救われてるのよ、ありがとね」

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