REBORN×鬼滅の刃 柱様は山本の姉に転生したようです番外編

クリスマス5 ページ10

煉獄とそんな会話をしていると
いつの間にか日は落ちかけていた

れ「そろそろ夜になりそうだな
　このまま、イルミネーションのところまで向かおう！」

「今から歩いて行けば、いい時間帯に着きそうだしそうしましょうかねぇ…」


私達の予測通り、イルミネーションがやっているところに着いた頃には空は真っ黒になっていて
赤や緑の光がそこら中で輝いていた

「綺麗…」

私はその幻想的な景色にうっとりとしながら
口から言葉を漏らした

れ「あぁ、凄く綺麗だな
　Aと見に来て正解だった！また、来年も一緒に来よう！」

「そうね！来年も来ましょ！」

私達は互いに向き合って笑った


「さてと…あなた達は何をしているのかな？」




綱吉side

ナンパ野郎たちは煉獄先輩によって撃退された

つ(やっぱ先輩って、怒ると怖い！)

女子たちはその様子を見て
キャーキャーしていた


どうやら
煉獄先輩が途中で別行動をしたのは、A先輩のためにクレープを買うためだったようだ

しかも、A先輩が気を遣わないように配慮までしていた

デ「煉獄は胡蝶に対してほんと紳士的だよなー」

き「煉獄先輩の紳士っぷりは女子の中だと有名だけど、A先輩に対してはさらに紳士的で特別って感じがしますよね」

そんなことを話していると
先輩たちは互いにクレープを食べ合いっこしていた

ハ「か、間接キスしてますよあの2人！///」

き「煉獄先輩の食べ方、大人っぽいね///」

ハ「はい！///クールな色気がすごいです！」

女子たちの食いつきが凄かった

男子陣は既に耐性がつき始めているのか
それが当たり前になって来ていた

つ(てか、たしかに煉獄先輩なんか凄い…)

煉獄先輩に関しては全員が同じことを思っていたようだ


そして2人はイルミネーションに向かって行った

着いた頃にはイルミネーションが始まっていて
凄く綺麗だった

A先輩がイルミネーションを見ながらうっとりしている姿を煉獄先輩が見ているのをオレらは見逃さなかった

れ「あぁ、凄く綺麗だな」

A先輩はイルミネーションを見ていて気づいていなかったが、煉獄先輩はA先輩だけを見ながら微笑んでそう言っていた

つ「…煉獄先輩って実はA先輩のこと好きなんじゃ…？」

デ「その可能性は高いな…」

みんなしてオレの意見に頷いていた




「さてと…あなた達は何をしているのかな？」

先輩たちが笑顔でこっちに振り向いた

つ(あっ…やっぱバレてた;;)

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