REBORN×鬼滅の刃 柱様は山本の姉に転生したようです番外編

クリスマス4 ページ9

雑貨店から出て煉獄を待っていたら
高校生3人に絡まれた

どこかに誘おうとしているみたいだが
興味がなかったので無視して笑顔でいると、3人のうちの1人に腕を掴まれた

無理矢理連れ行こうとしているようだ

流石にイラついたので反撃しようとすると
高校生達の後ろから、柱の圧を全開に出している煉獄があらわれた

れ「すまないA、待ったか？」

「いいえ、大丈夫よ〜」

煉獄は私の腕を掴んでいた高校生の腕を強く握り、高校生が痛みで私の腕を離した瞬間にその高校生を投げた

その様子に他の高校生達は怯えて逃げて行った

れ「もう少し早く来ればよかったな
　何もされなかったか？」

「別にあれくらいどうとでもできるから大丈夫だったのに…心配してくれてありがとね〜」

れ「感謝されるほどのことはしていないんだがな
　あ、Aがこれを見ていたから買ってきたんだ！貰ってくれ！」

煉獄はそう言うと
大行列ができていたクレープ屋のクリスマス限定クレープを私に渡した

「！気づいてたのねぇ…
　わざわざ並んでまでして買って来てくれるなんて、なんだか申し訳ないわ」

れ「俺も気になるものがあったからな！
　そのクリスマス限定クレープも気になったから、ついでに買ってきただけだ！」

煉獄は自分の手に持っているさつまいものモンブランクレープを私に見せた

「ふふっ、そういうことにしておきましょうか
　ほんとにありがとね、煉獄 あとでしっかりお礼するわ」

れ「む、なら俺のもあげるからそっちのクレープを1口貰っていいか？
　お礼はそれで満足だ！」

「あらあら…もちろんいいわよ〜
　はい、どうぞ」

私がクレープを煉獄に差し出すと
煉獄は髪を耳にかけながら、クレープにかぶりついた

正直、ちょっと色っぽかった

(イケメンって何しても様になるわよねぇ…ちょっと女としては複雑だけど)

れ「うまいうまい！ガトーショコラとラズベリーソースが合っているな！
　Aは昔からこういう大人な味を好んでいるな！」

「甘いのも大好きなんだけどね〜
　煉獄のも１口ちょうだい」

私がそう言うと煉獄はクレープを笑顔で差し出してきたので、私は控えめにクレープにかぶりついた

「あっ、美味しい…
　そこまでくどくない甘さなのがいいわね〜」

れ「うむ！やはり、さつまいもはうまい！」

「ふふっ…今度また、さつまいものお味噌汁作りに行くわね」

れ「それは本当か！！言質は取ったぞ！」

「本当よ〜、期待しててちょうだいね」

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