REBORN×鬼滅の刃 柱様は山本の姉に転生したようです番外編

リクエスト　文化祭とウエディング3 ページ28

沢田side

文化祭が始まってからだいぶ時間が経って
いよいよ今年のイベントのミスコン&ミスターコンが始まろうとしている

さっきまでリボーンのせいで散々な目に合いまくっていたせいで
楽しみではあるが、あんまりオレは元気じゃない

文化祭の準備の時からリボーンが乱入してきて
見にきてる人は本格的だって喜んでいたけれど、正直こっちは滅茶苦茶だった

何故かリボーンがイベントに関することだけ一切手をつけてないことが、今回のオレの唯一の救いだ


た「そういえば、姉ちゃんと煉獄先輩これ出るって言ってたなぁ…」

ご「アイツら学校1モテてんのにこれ出ちまったら他の奴らの意味ねぇだろうが…;;」

たくさんの人がステージを見つめながらイベントの始まりを待っているとき
オレの横で山本が先輩たちの話をし出した

つ(リボーンが珍しく大人しくしてるのはそういうことか…！;;
　ほんとすみません！A先輩！煉獄先輩！)

山本の言葉にオレは全てを察して
心の中で先輩たちに謝った


イベントが始まると
司会の人の掛け声と共に1-1から順番に代表のコンビが登場してきた

みんな色々な服を着ていて
見た感じ、カップル同士とかおふざけコンビが多いように見える

そんな中
あるクラスの番になった瞬間、周りの音声が止まった


た「…綺麗なのな」

ご「すっげぇ…」

出てきたのは
正月や結婚式なんかで見る黒い袴を着たポニーテール姿の煉獄先輩と、少し昔っぽいレースの少ないウェディングドレスを着たお団子頭？のA先輩だった


リ「あれは大正浪漫ウェディングだな」

つ「うわっ！？リボーンいつの間に！」

リ「イベントが始まった頃からだぞ」

た「全然気づかなかったぜ…;;」

リボーンは驚いてるオレたちをよそに
先輩たちを見てニヤニヤしていた


リ「それにしても、大正時代の前世の記憶を持ってるあの2人が大正浪漫ウェディングを着るなんて面白ぇな
　これをチョイスした奴は相当見る目があると思うぞ」

た「あははっ！たしかに運命みたいで面白いのな！
　それに、姉ちゃんと煉獄先輩にすっげぇ似合ってるし！」

つ「ほんと違和感ないくらいよく似合ってるよね、先輩たち」

ご「たしかに似合ってますけど、アイツら一応中3っすよ…;;」

リ「一般的な中学生とは違って、10年後とあまり姿に違いがないくらいにはAと煉獄は既に成長しきってるからな」

つ「なんていうか、さすが先輩たちって感じだな…;;」

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