REBORN×鬼滅の刃 柱様は山本の姉に転生したようです番外編

リクエスト　文化祭とウェディング ページ26

「今年の文化祭のイベント、山本さんと煉獄くんがクラスの代表だからよろしくね！」

　/れ「「…え？」」

昨日、私達は大会で公欠だったのだが
どうやら昨日の6時間目に文化祭についての話し合いがあったらしい


文化祭では
クラスごとの出し物と部活の成果披露、学校全体でのイベントがある

イベントは毎年、生徒会によって決められていて
去年は自由参加のライブだった

みんながバンドをしたり、ダンスをしたりと大いに盛り上がっていた


そして今年は
何故かミスコン&ミスターコンをやることになったのだ

各クラスからペアを出して
全校生徒の投票で学校1を決めるらしい

男女ペアという規制は無く、美人であれば同性同士でもOKとのことで生徒会の遊び心を感じた


「…なんで私達が？
　他に適任の子がいると思うのだけど…」

れ「Aはまだわかるが俺はそんな整った顔ではないぞ？
　それに、こういうのは恋人同士がやるべきでは無いのか？」

　「2人とも本気で言ってる？それ」

私と煉獄の言葉に目の前の子と周りにいた子達が
信じられないものをみるような目で私達を見ていた


　「あーもう、それでいいや！
　とにかく！イベントは2人が出ることになってるからよろしくね！
　服装とかいろいろやることあるから大変かもだけど、2人は部活のこと第一で大丈夫だから！
　出し物についても、そんな大変なの選んで無いから安心して！」

その子はそう言うと自分の席に戻っていった


れ「てっきり制服のままだと思っていたんだが、まさか服までクラスで準備するとは本格的だな！」

「そうね〜
　たしか○○ちゃんがファッションデザイナーを目指していたから、○○ちゃんが作ってくれるのかも
　いくつかの高校は視察も兼ねて文化祭を見に来るわけだし、きっと進学に役立つわね〜」

れ「そうか！なら、俺達も頑張らなくてはならないな！」

そんな会話をした後
文化祭の準備が始まった

私と煉獄は部活でやることがあるためあまり協力できなかったが
服の測定やら試着やら、できる限りのことはした

毎回服装が違うことには困惑したが
服製作を担当している女子達が楽しそうだったので目を瞑っておいた


れ「Aの軍服姿はだいぶ雰囲気が変わるな！
　いつもの穏やかな様子とは違って少し高圧的に見える！」

「そうかしら？
　煉獄は不思議なくらいよく似合ってるわね〜
　スーツを着せられた時もそうだったけど、なんだか大人っぽくて素敵だわ！」

リクエスト　文化祭とウェディング2→←リクエスト　強風2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す