REBORN×鬼滅の刃 柱様は山本の姉に転生したようです番外編

バレンタイン［遅くてすみません］ ページ18

今日はバレンタインで
学校中の女子が騒いでいる

しかし、その女子のほとんどは
男子ではなく友達にあげるために騒いでいる

私が学校に着くと
沢山の子達が私にチョコやクッキーをくれた

私は事前に用意していた(去年にも同じ経験をしたため)スーパーなどで買った小さなチョコをお返しとして、くれた子にあげたりした


そして私と同じくらいかそれ以上に煉獄はチョコを貰っていて、苦笑いをしながらお礼をしていた


「あらあら、モテモテね〜」

れ「チョコをくれるのはありがたいが、流石にここまでの量は困ってしまうな！
　気持ちに応えることができないから、申し訳ない気持ちでいっぱいになる！」

「…それ、絶対他の男の子とかにいっちゃダメよ？」

れ「わ、わかった」

私が念を押して注意すると
煉獄は戸惑いながらも返事をした



昼休みになると
何人かの男子は姿が消えていて、その様子から周りのみんなはコソコソしていた

きっと告白でもされているのだろう

(なんだか、青春ってかんじがするわね〜)

ちなみに、煉獄も今
屋上に呼び出されている

人気No1と言われるほど煉獄はモテているので
当たり前と言えば当たり前だ

　「煉獄くん呼び出すとかあの子、めっちゃ勇気あるじゃん」

　「煉獄くんに告った結果なんて、学校中で広まってるんだからどうなるかわかるだろうにねー」

　「山本さん以上に煉獄くんとお似合いの子なんてこの世にいないでしょ」

クラスの子達(多くは女子)のほとんどがそう言いながら
ご飯を食べていた

(たしかに、お互い付き合ってることにはしてるけどそんなにお似合いのイメージ強いのねぇ…私達って)

私は特に周りのことを気にすることなく
いつも通りに食事をしていた

すると煉獄が戻ってきた

煉獄は私を見つけるとすぐに私の元に来て
何故か、椅子に座っていた私に抱きついてきた

そんな私達に周りの女子はキャーキャー騒ぎ出した


「え…なに？
　どうしたの、いきなり」

私は状況がうまく理解できず
なんとなく煉獄の頭を撫でながらそう聞いた

れ「なんとなくしたいと思っただけだ！気にしないでくれ！」

煉獄はとびきりの笑顔でそう言った

煉獄はその後
昼休みが終わるまで私に抱きついていた(途中邪魔だったので、後ろからに変わった)

(なんだったのかしら、ほんと)




バレンタインのチョコは
ちゃんと煉獄の家でスイートポテトを作ってあげた

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