REBORN×鬼滅の刃 柱様は山本の姉に転生したようです

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あの騒ぎの後
武と沢田君を保健室へ連れて行った

2人に大した怪我はなかった

(ほんとに無事でよかったわ…)


「沢田君、ほんとにありがとね」

つ「い、いえ！ほんとそんな大したことじゃないんで…」

沢田君は慌てながらそう言った


「沢田君はもっと自信を持ったほうがいいわ〜」

つ「え？」

れ「うむ！そうだぞ！
　今回沢田少年がやったことは、そう簡単に出来ることではない！」

「煉獄の言う通りよ
　それに沢田君は武に巻き込まれて落ちてしまったようなものなのに、恨んだりしないで友達として接してくれてるでしょ？
　それは優しくないとできないことよ〜」

つ「でもオレ、何やってもダメダメだし…」

どうやら沢田君はダメダメなことを気にしてるみたい


「人には得意なことと不得意なことがあるものよ
　全てが完璧な人なんていないんだから、ダメダメでもいいの
　大切なのは完璧であることじゃなくて、後から後悔しないように今を頑張ること！
　そして無理だと思ったら、1人で抱え込まないこと！
　2人ともわかった？」

つ、た「「はい！/おう！」」

2人は大きな声で返事をした


「あと、武！ 2度とあんなことをしてはダメよ」

れ「傷は時間が経てば治るが、人の命は亡くなったら戻らない
　世の中には君とは違い、自分を大事に思ってくれる親や友がいなかったり、生きたくても生きることができない者、食事すらも満足にできない者も沢山いる！
　それなのに自ら命を絶つのは、そういう者達への侮辱を意味することだ！」

た「わかってる…オレ、どうかしてた
　ツナ、姉ちゃん、煉獄先輩！迷惑かけてごめん！」

私達の言葉はしっかり武に伝わったようで吹っ切れた顔をしていた


つ「山本…！」

そんな武の姿に沢田君も嬉しそう


「あっ！そういえば、沢田君
　武と私、両方山本で分かりにくいから私のことは下の名前で呼んでほしいな？」

つ「えっ！いいんですか！？」

「もちろん！大切な弟のお友達だもの！」

つ「じゃ、じゃあ今度からA先輩って呼ばせてもらいます」


この後
武の包帯やらを巻き直して教室に戻った
　

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