REBORN×鬼滅の刃 柱様は山本の姉に転生したようです

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車が止まったのは
廃墟になったはずの病院だった


建物の上からそれを見ていた私と煉獄は
車の目の前に飛び降りた

その場にいた人達と後から来たであろうディーノさんは、急な私達の登場に驚いていた


「早く治療しないと死んじゃいますよ？スクアーロ君が」

デ「え？なっ、なに言ってんだよ;;
　ここにスクアーロがいるわけないだろー;;」

ディーノさんは焦りながらそう答えた


「…私なら完璧に治療できますよ
　ここら辺の医者では無理でしょうけどね」


ディーノさんは私の言葉を聞いて覚悟を決めたようで

デ「…スクアーロを頼む」

と私の目を見ながら言った


「わかりました
　煉獄！すぐにスクアーロ君を中に運んでくれないかしら？」

れ「わかった！2階に運ぶぞ！」

煉獄はスクアーロ君を抱えて
2階の窓に跳んで病院に入って行った

私もそれを追って跳んで病院へ入った


「ディーノさん達は普通に下からで構いませんからね〜」

デ「お、おう！すぐ行くからそっちは頼んだ！」


私は隊服の中から道具を出し
スクアーロ君の治療を始めた

骨が粉々になって修復不可の所は
他の所の骨を代わりにすることで補い
筋肉の断裂は筋肉を繋ぎ合わせることで治した

止血をし、傷を縫って治療を終わりにした


私の治療法にディーノさん達は目を丸くしていた


れ「さすが胡蝶だな！」

「これくらいなら朝飯前よ！
　後遺症も残らないので安心してくださいね、ディーノさん」ニコッ

デ「すげぇーな…A」

「鬼殺隊よりはマシですから」

れ「うむ！臓器が無事でよかった！」

私たちの言葉にディーノさんは顔を歪ませていた


デ「…鬼殺隊を調べてみたが情報は1つも無かった
　なぁ、鬼殺隊ってどんな組織なんだ？」

ディーノさんの言葉に
私と煉獄は目を合わせ小さく頷いた後
鬼殺隊について説明した


デ「Aと煉獄ってマジですげぇんだな…;;だからチェルベッロがあの態度だったのか
　オレ、普通にAって下の名前で呼んでて大丈夫なのか？;;」

「別に大丈夫ですよ」

デ「でも同じ柱の煉獄ですら下の名前で呼んでねーし…」

「なら、今度からディーノさんも胡蝶って呼んでください
　それなら大丈夫でしょう？」

デ「…わかった！胡蝶！」

ディーノさんは少し悩むような顔をした後
いつも通りの笑顔でそう答えた

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