呪術廻戦×REBORN×鬼滅の刃山本の姉の柱様は呪術師になるそうです3 (ページ8)

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吉野side

「卒業ぶりですね、伏黒さん！！」

よ(え…)

到着した中学校は伏黒くんの母校
しかも、伏黒くんは用務員さんに名前を覚えられるくらいヤンチャしていたらしい

よ(なんか意外だなぁ…)

自分の身近には師範というギャップの塊のような人物がいるので大して驚きはしなかったが
それでも伏黒くんが元不良なことは衝撃的だった

釘崎さんと虎杖くんは最初はすごく驚いていたが
途中から伏黒くんをイジることにシフトチェンジしていた

僕はそんな様子を微笑ましく思いながら見ていると
公務員さんが不良の間で八十八橋からのバンジーが流行っていることを教えてくれた

よ(アイツらもそうだったけど、なんで不良ってロクなこと考えないんだろ…)

僕たちはその情報から
八十八橋で実際にバンジーをしてみることにした(虎杖くんが)

しかし結果は反応なし

これからどうしようかとコンビニで話し合っていると
伏黒君の同級生だという女の子が不良の人と一緒に来た

その女の子は八十八橋に行ったことがあるようで
1週間前から自動ドアが空いたままだったり、気配を感じることがあるらしい

よ(たしか異常発生から死亡まで約2週間あったはず…ならこの人はまだ大丈夫かな)

　「＿＿あの時、津美紀さんも一緒にいたよ」

よ(津美紀さんって伏黒くんのお姉さん！
　ん？でも、伏黒津美紀さんってたしか…)

伏黒くんはその言葉に軽く返していたが
2人が帰った瞬間、わかりやすく焦っていた

そして僕たちを車に乗せて
伏黒くんは硬い表情のままこの場を離れていった

よ(詰めが甘いなぁ…伏黒くん
　あんなわかりやすく顔に出してたら、この2人に気づかれちゃうよ)

虎杖くんと釘崎さん、そして僕は
八十八橋に向かっているであろう伏黒くんを追いかけた

く「自分の話をしなさ過ぎ」

い「だな」

どうやら伏黒くんは相当焦っているようで
ギリギリまで2人の存在に気がつかなかった

そして伏黒くんは2人の言葉に気を落ち着かせながら
津美紀さんの話をし始めた

津美紀さんが目覚めていない今
今すぐにでも呪霊を祓いたいと伏黒くんはハッキリそう言った

そんな伏黒くんに
2人は笑いながら協力する姿勢を見せた

よ(やっぱ仲良いな、この3人は)

よ「3人の絆を再認識してるところ悪いんだけど、たぶん津美紀さん大丈夫だと思うよ？」

僕は3人のやる気満々の空気を壊すかのようにそう言った