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私と五条先生は学校の運動場内にあるブランコに乗って恵を待っていたのだが、時計を見ると既に1時間が経過していた


中からは何も音が聞こえない
ただ古ぼけたブランコがギーッと音を立てるだけ


五条先生はこの状況でもいつもの笑顔を浮かべて校舎の方を向いている。その一方で不安だけが募るばかりの私は、居ても立っても居られなった












「 私、行きます 」












乗っていたブランコから立ち上がった私はそう言うが五条先生は一向にこちらに顔を向けない

まるで全てを悟っているかのような












悟「 まだだよ 」












いつもより少し低めの声で言った。経験も知識も違う彼の目隠しの下では測りきれないほどの見据えている物が違うんだろう












「 … 恵は大丈夫なんですか? 」

悟「 大丈夫さ。何せ僕の生徒なんだから 」












五条先生が言うくらいだ、説得力はある。でも未だに呪力を放出しているのが目の前の現実

もしかしたら恵は呪霊に襲われているのではないか、そんな不安ばかりが頭を過る












悟「 それに彼女を残して死ぬような男じゃない。
Aが1番分かってるんだろ? 」












責任感の強い恵
それは私が1番分かっていた

葛藤している私を見て「 もう少し待ってあげなよ 」優しい声で五条先生は言った












「 …分かりました 」












恵なら大丈夫だ、と自分に言い聞かせ、ブランコに座った












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設定タグ:伏黒恵 , 呪術廻戦 , 公開告白   
作品ジャンル:恋愛
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屋久屋 - さくっと読めるしテンポ良くて面白かったです!ちゃんと結ばれて良かった、恋愛はこうでなきゃ^ ^ (2022年7月21日 16時) (レス) @page32 id: 7da54e53b8 (このIDを非表示/違反報告)
メルア - 伏黒の髪の毛=ウニって思うのは私だけか… (2022年4月23日 16時) (レス) @page31 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
セル - 鮭さん» わかります、その気持ち……! (2021年3月15日 17時) (レス) id: db3fbbd863 (このIDを非表示/違反報告)
- 棘くんの髪一回触ってみたいよね (2021年1月28日 10時) (レス) id: 48273db12a (このIDを非表示/違反報告)
颯貴(プロフ) - 2日目の1の夢主の五条先生の対応がが完全にLINEのそれw (2021年1月17日 13時) (レス) id: b9ddb7cad4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひお | 作成日時:2021年1月8日 23時

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