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生暖かい風が吹き抜ける中、私たちは任務先へと向かうべく路地を歩いていた
悟「 まさかAと恵が付き合ってるだなんて …
僕は良いことしたなあ！ 」
「 今すぐこの粗大ゴミ燃やしたい 」
恵「 同感です 」
正直昨日のこともあってか、私と恵はあまり目を合わせていない
そんなことは知るはずもない五条先生はなんの躊躇も無くその話題に触れてくる
悟「 僕は悠仁たちと仲良くするからいいよーだ 」
恵「 いくつですかあんた 」
この2人はほんとに仲がいいなぁ、なんてことを考えながら歩いていると五条先生は急に歩くのをやめ、方向を右に転換した
悟「 着いたね 」
五条先生の背中にぶつかりそうになったが恵が腕をすっと出してくれたので間一髪ぶつかりはしなかった
恵「 気をつけてくださいよ 」
「 … っ、ありがとう 」
五条先生の視線を追うと、そこには数年前までは多くの子供たちが行き来したであろういわゆる��廃校��が聳え立っていた
人口の多い東京の学校にしては珍しい小さめの学校
��創立100周年��と書かれた石碑、古びた文字で書かれた看板、どれも歴史を感じさせる物ばかり
悟「 恵、1人で行けそう？ 」
恵「 はい、行けます
でも五条先生、約束してください 」
「 ん？何？ 」と恵の顔を覗き込むようにして見つめる五条先生
なぜか私の方をちらっと見たが、視線はしっかり五条先生を捉え、恵は口を開いた
恵「 Aには手を出さないでください、それだけです 」
突然のことすぎて状況がよく掴めない上に急に名前を呼び捨てされてすごくどきっ、とした
そんな私を横目に五条先生は「 ははっ 」と笑う
悟「 そんなに僕って危ない男？ 」
恵「 もちろん 」
そして私たちに背を向け「 それじゃ 」と一言だけ残して歩き出した恵
悟「 青春だね 」
「 うっさい 」
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屋久屋 - さくっと読めるしテンポ良くて面白かったです！ちゃんと結ばれて良かった、恋愛はこうでなきゃ^ ^ (2022年7月21日 16時) (
レス) @page32 id: 7da54e53b8 (このIDを非表示/違反報告)
メルア - 伏黒の髪の毛=ウニって思うのは私だけか… (2022年4月23日 16時) (レス) @page31 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
セル - 鮭さん» わかります、その気持ち……！ (2021年3月15日 17時) (レス) id: db3fbbd863 (このIDを非表示/違反報告)
鮭 - 棘くんの髪一回触ってみたいよね (2021年1月28日 10時) (レス) id: 48273db12a (このIDを非表示/違反報告)
颯貴(プロフ) - 2日目の1の夢主の五条先生の対応がが完全にLINEのそれw (2021年1月17日 13時) (レス) id: b9ddb7cad4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひお
| 作成日時：2021年1月8日 23時
