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まさか部屋に行くのをみんなの前でも公開するとは思わなかった …
とにかく早く部屋に入らないといけないと思い、鍵も開けずにガチャガチャとドアノブを回す
が、鍵がかかっているので当然開かない
恵「 取り乱しすぎじゃないですか? 」
「 あ、え、 」
恵「 今鍵開けるんで待ってください 」
「 ごめん … 」
そう言ってポケットから鍵を取り出し、鍵穴に差し込もうとした
「 なんで開けないの…? 」
恵は持っている鍵を鍵穴の前で止め、開けようとはしなかった
そして恵の方を向くと顔の横でドンッと手をつき、私はドアを背にして恵の顔を見つめた
─── いわゆる壁ドン
恵「 俺と一緒に居るところ見られるのそんなに嫌ですか? 」
多分私の顔は想像も出来ないくらい赤い
「 い、嫌とかそんなわけじゃ … 」
恵 「 じゃあなんでそんなに焦ってるんですか 」
至近距離すぎて流石に恥ずかしくなってきたので目を横に逸らす
だが恵は「 目逸らさないでください 」と言い、私の頬を掴んでグイッと無理やり恵の方に顔を向けさせられる
悠「 だってさ〜 」
野「 それはあんたがおかしいでしょ 」
階段の方から声がした
声の主は多分悠仁、そして話しているのは野薔薇だろう。悠仁だけならまだしも野薔薇にこの状況を見られたら襲いかかってきそう
「 ねえ … 野薔薇たち来ちゃう … 」
恵「 …… 」
声と足音はどんどんこちらに近づいてくる
すると耳元に近づいて口を開いた
恵「 俺と居る時は俺のことだけ考えててください 」
ドアについていた手を退けて元の体制に戻ると、鍵を開けて部屋の中に入った
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屋久屋 - さくっと読めるしテンポ良くて面白かったです!ちゃんと結ばれて良かった、恋愛はこうでなきゃ^ ^ (2022年7月21日 16時) (レス) @page32 id: 7da54e53b8 (このIDを非表示/違反報告)
メルア - 伏黒の髪の毛=ウニって思うのは私だけか… (2022年4月23日 16時) (レス) @page31 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
セル - 鮭さん» わかります、その気持ち……! (2021年3月15日 17時) (レス) id: db3fbbd863 (このIDを非表示/違反報告)
鮭 - 棘くんの髪一回触ってみたいよね (2021年1月28日 10時) (レス) id: 48273db12a (このIDを非表示/違反報告)
颯貴(プロフ) - 2日目の1の夢主の五条先生の対応がが完全にLINEのそれw (2021年1月17日 13時) (レス) id: b9ddb7cad4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひお | 作成日時:2021年1月8日 23時