後輩から公開告白された【伏黒恵】

3日目 ページ13

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翌日、私は報告書を提出しなければならなかった



なぜなら五条先生は報告書を丸投げ、恵は硝子さんのところで治療を受けて今は寝ている


結果、私が書くしかない

昨日恵が喋れるうちに色々情報を聞いていて良かった



報告書を書き終え、五条先生の所へ提出しに行くために廊下を歩いていると後ろの方から ─── 否、頭上から声がしてきた











悟「 おはよ、A 」

「 げっ、五条先生 … 」

悟「 何その反応 」











声のする方を見上げると五条先生の綺麗な顔が目に入った

朝から五条先生に会うなんて最悪だけど探す手間が省けたのでまあいいとしよう


私は五条先生が真正面に来るようにくるりと一回転する











「 これ、昨日の報告書です 」

悟「 お、早いね 」











そう言って報告書を差し出すと、色々チェックする項目があるようで書かれたものに目を通す











悟「 訂正無し、完璧！
恵はもう少しで回復するみたいだよ 」

「 ほんとですか！よかった … 」











その言葉を聞くだけで張り詰めていた心がほっと楽になった。そんな私を見て五条先生は「 そういえばさ 」と悪そうな口を開く

そして腰を折って自分の顔を私の顔の目の前にぐいっと近づけた











悟「 Aが心配してたよって恵に伝えてもいい？ 」

「 いや絶対だめです 」

悟「 じゃあAにちゅーしちゃお 」

「 じゃあって何！てか近い！ 」











そんな茶番を繰り広げていると、1人の声によってその会話に終止符が打たれた






















恵「 何してんすか 」






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