別れるか、と問われましたので【レイン・エイムズ】

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いきなり腕を引っ張られ、連れてこられたのは
レインの寮室だった



部屋に着いてからようやく手を離してくれて、レインの握る力が強すぎて少し痛んだけど、今はそれどころではなかった














「 … 何でここに連れてきたの 」

レ「 … 」














そう聞いてもレインは顔を下に向けたまま喋ろうとしない


私も何を話せばいいのか分からず、ただ淡々と時間は過ぎていくだけだった




















「 ね、ねえ聞いてるの … わっ 」














急に腕を引っ張られ、ベッドに押し倒された



突然のことで状況が追いついていない
不安と恐怖で胸がいっぱいだった


私の頭上で手を一纏めに固定されているので抵抗も出来ない














「 レイン … やめて、 」














震える声で名前を呼びかけても全く反応してくれない

でも上から覆いかぶさる彼の顔は、何とも言えない苦しそうな顔をしている




そして数秒後、レインは固い口を開いた

























レ「 今日の放課後、なぜマックスとキスをしていた 」











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