別れるか、と問われましたので【レイン・エイムズ】

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「 ごめんなさい … 私勘違いを … 」


レ「 謝ることはない、俺の方こそいつも軽々しく別れるなんて口にしてすまなかった。あとでマックスから話を聞いたがずっと悩ませていたみたいだな

Aが別れたくないと言ってくれることが嬉しかったんだ、Aの気持ちも考えず軽率な発言だった 」















お互い思っていることを言い合えて、清々しい気持ちになれたような気がした


でもまだ問題はある















「 レイン、もう今後無理しないって約束してくれる？

さっきも言ったけど好きな人に無理はしてほしくない
何よりレインのことが心配なの 」















そう、私はレインを救うためにここへ来た




それが約束できないなら
私がここに居る意味はないと言ってもいい


私の言葉で、どうかレインを救わせてほしい






























レ「 … どうだろうな、でも、






























Aが隣に居てくれるなら別だ 」















珍しく笑顔を浮かべながらそう言うレインの言葉に戸惑ってしまい、思わず「 えっ …？ 」と素っ頓狂な声を出してしまう















レ「 俺もAも二度と同じ過ちを繰り返さないよう、ずっと傍で支え合おう。そして、こんな俺を見守っていてくれ 」


「 … 私で、いいの？ 」


レ「 Aがいいんだ 」















その瞬間、私の目から涙がこぼれ落ちた

暖かな涙だった















「 … 次別れようなんて言ったら許さないから 」

レ「 ああ、今後は一切ないから安心しろ 」















そう言って笑い合った私たちの後ろには

雨上がりで大きな虹がかかっていた















fin















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