別れるか、と問われましたので【レイン・エイムズ】

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「 私の言葉で傷ついてレインがこんな状況になってるのならごめんなさい。

でも私、何をしててもレインのことを考えてるし
この間は勢いで大嫌いなんて言っちゃったけど
やっぱりレインのことが好きなの。

だから無理してほしくないし、傷だらけのレインを見たくない、 」















ここでレインに好きと伝えるのは

間違ってるかもしれない
自分勝手かもしれない

レインの気持ちによっては、ずるいことなのかもしれない



でもこれが私の今の素直な気持ちだ






するとレインは、重い口を開き「 俺も … 」と語り出した















レ「 …… 俺だって、Aのことを忘れたことなんて片時もない。だから任務と仕事を詰め込んでAのことを考える時間が無くなるようにしたんだ、 」


「 そんな、何で … 」


レ「 とんだ杞憂だったがな、自分の部屋や街に行けば嫌でもAとの記憶が蘇ってくる。忘れられるはずがないんだ 」















レインがそんなことを思っていたなんて、
嬉しい半面かなり驚いた


必要以上に話すことが苦手なレインが、ここまで話してくれるのは体調不良で弱っていることもあるのだろうか















レ「 女心を学ぶために、弟の女友達に相談してみたりもしたがまずは接し方や言葉遣いから変えなければいけないと叱られた 」


「 …！もしかして前に中庭で女の子と2人で居たのって … 」


レ「 ああ、そいつにも好きな人が居るから大丈夫だと思っていたが、Aに勘違いされてしまっては元も子もなかったな 」















あの時一緒に居た小柄な女の子は、レインの弟の友達だったんだ … しかも相談相手

すまない、とつけ加えて謝るレイン


全ては私のためだったのだ















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