002:朝食 ページ2
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そうこうしている間に朝食の用意が出来た
「 ほら祐希、朝ごはん出来たよ 」
祐「 あれ?もう出来たの? 」
「 うん、コップとか準備してもらっていい? 」
祐「 はーい 」
私がそう言うと私のお腹に回していた腕を解き、すぐさま準備に移る
さっきまで磁石みたいにくっついてたけれど、こういう時の祐希はテキパキ動いてくれるからすごく助かる
「 えーっと、サラダもいるよね? 」
祐「 Aちゃんが欲しい 」
「 はいはい、用意しとくね 」
サラッとこういうことを言えてしまう祐希が少し羨ましく感じる時もあるけど、やっぱり恥ずかしくて言えない
コップやお箸を用意し終えた祐希は自分の席に座っていた
私も冷蔵庫からサラダを取り出して、祐希の前の席に座った
祐「 いただきます! 」
両手を合わせて無邪気にそういう彼に釣られるように
私も「 いただきます 」と言った
朝食はなるべく2人で食べると決めている
昼間はウエイト、夜は練習で帰りが遅い祐希。唯一時間が作れる朝が2人のコミュニケーションの場には最適だからという理由で。
祐「 今日のご飯も美味しい!いつもありがとうね 」
目を細めてぱぁっと効果音がつきそうなほどの満面の笑みでそう言った
「 こちらこそ … ありがとう 」
思わず祐希の笑顔の破壊力でやられてしまいそうになるが、この笑顔にはそれくらいのパワーを貰える
002 朝食
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ひお(プロフ) - MeTlOさん» リクエストありがとうございます〜〜!!( ..)" 後日書かせていただきます! (2022年10月1日 23時) (レス) id: 125ae44963 (このIDを非表示/違反報告)
MeTlO(プロフ) - 【リクエスト】いつもはツンデレな彼女ちゃんが珍しく祐希君に甘えてそれにデレデレしてるのが見たいです!(語彙力皆無ですみません。)p.s この作品大好きです。 (2022年10月1日 23時) (レス) id: 73fa670a69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひお | 作成日時:2022年9月16日 17時