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Miyadate side
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宮舘「そういうの、見ないで、気にしないで、って言っても難しいだろうけどね。
やりたいことをやって欲しいよ。
誰かが何か言うからって、才能を無駄にしちゃうのはもったいないんじゃない？」
『なんかね、ボーカロイドで出した曲は、感情をそのままに作ってるの。
でも、Snow Manのために作るってなったら、みんなの顔とかファンの人の顔とかが浮かんで、何も書けなくなっちゃうんだよね。
作りたいの、みんなに歌って欲しいって思ってるの。
でも、この言葉でいいのかな？この曲で喜んでもらえるかな？って考えたら、怖い』
宮舘「そっか。そういうことを悩んでいた矢先に、CDの話が入って来たってこと？」
『……うん。期待してもらってるならそれに応えたい気持ちはあるし、そうじゃなきゃこの世界ではやっていけないって分かってるんだけど、どうしたらいいか、分かんなくて』
宮舘「うたはこの仕事引き受けたい？セルフカバーのCDを出したいって思ってる？」
『それで、グループに還元できるなら』
宮舘「うた自信の感情は？」
『……分かんない。最初に出すCDはSnow Manだと思ってたし、一生僕はSnow Manの曲を歌うんだと思ってた。もし出したとしても、みんなのファンの人は嫌がるかもしれない。だって、お前は一生Snow Manに骨を埋める覚悟じゃないのか、って思われるよ』
宮舘「そのことで、最近悩んでたんだね」
『……ジャニーさんにもね、聞いてみた。そしたら、やってみたらって言われちゃった。もしかしたら、ジャニーズには、もう、僕の居場所、無いのかもしれない』
宮舘「うた、それは違うよ。絶対違う、俺らがそんなこと認めない」
『………どうしたらいい？ってみんなに聞くのも違うから。でも、みんなに聞けないぐらいなら、断ろうかなって思ってる』
宮舘「違う？何が？メンバーなのに、悩んでることすら相談してくれない方がもっと違うんじゃない？」
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作者名：Radu | 作成日時：2021年5月21日 22時
