遊びは、ここに。 ーオープンバスで思い出の地巡りー ページ27
・
ラウ「いやぁ悔しかったなぁ」
深澤「悔しい？」
ラウ「だって、最後まで行きたかったもん」
岩本「もう1回行って来たら？」
ラウ「………え、やだ」
佐久間「だそうですけど、うたさん」
『え！？俺？行っていいんですか！？』
阿部「新しい反応だね」
『行きたいです！！！！いいですか？行ってきて』
宮舘「うたはお化け屋敷大好きだもんね」
向井「え！そうなん？」
宮舘「前にうたと2人で富士急に行ったことがあって、戦慄迷宮にもうすぐ入れるって時に俺に仕事の電話がかかってきて、」
佐久間「うわぁ」
宮舘「ちょっとゴメン出るわって言ったら、2秒だけ迷ってうたは1人で入って来たという伝説があります」
目黒「その2秒は何を迷ったの？」
『えっと、舘さんを残すという行動が良心的に許すかを悩みましたね』
岩本「待って、1人で入ることには何も抵抗がなかった？」
『んー、舘さんと入りたかったけど、1人で入るのもそんな変わらないかなーみたいな』
渡辺「強者だね」
深澤「ということでラウール、リベンジということでうたと一緒にまた入るということで、どうでしょうか？」
ラウ「え、待って、怖いかも」
『大丈夫、僕に付いて来てくれれば』
岩本「いつになくうたがイケメン」
目黒「うたくんってお化け屋敷とか苦手そうなのに」
『あ、ただ、1つだけ言っておくと、僕、夜盲症です』
深澤「ん？」
『あの、暗いところだと極端に視力が落ちる、鳥目です』
佐久間「だからか！よく照明が暗いステージとか裏で彷徨ってたのはそういうことか！！」
岩本「……知らなかった」
『すいません、言ってなかったです』
阿部「え、行けるの？大丈夫？」
『大丈夫です、多少どこかにぶつかることはあっても、歩けるんで』
宮舘「戦慄迷宮の時、頭ぶつけて帰って来たよね」
『あと、3回ぐらい道に迷ってお化けさんに助けてもらいました』
渡辺「あははっ！！！お化けさんって何その言い方！！！」
『……？』
深澤「取り敢えずじゃあ、行ってらっしゃい！」
『誰ちゃんにする？』
ラウ「さっきはみっちゃんだった」
『じゃあ次もみっちゃん？あ、オススメなんだね。シェフのお任せにしよ』
ラウ「……？まぁ、訳の分からないことを言ううたくんは放っておきましょう」
『レッツゴー！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 632人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Radu | 作成日時：2021年5月21日 22時
