今日、叶わない恋をしました 〜Part2〜

62日目 ページ18

「ふぁぁ」


只今朝の5時


結局みんな下で騒ぎ疲れて寝てしまった
私は優しくないから
皆を運ばずに自分の部屋行って寝たけど(



ガチャ



…ｯ!



開けなきゃよかった…



みんな気持ちよさそうに寝てる中
目に止まる光景があった
そう
ななが陽菜ちゃんに腕枕しながら
寝ていること



案外…付き合うか分からないこの時期が
1番辛いな…
2人が両思いってことを知ってるから余計…ね




このままみんなを起こす気にもならないし
まだ5時だし
公園でも行って頭の整理してこよ


る「……」




〜公園〜



う〜ん！
5時ってやっぱ気持ちいなぁ
静かだし、みんな起きてるか分からない時間だし



ブランコでも乗ろうかな
この歳になってブランコって
結構痛いかなぁ笑


「はぁぁぁ……人を好きになるって生きることと同じくらい大変だなぁ」
る「何当たり前な事言ってるの？」
「わぁ！？」


ブランコをのんきに漕いでたら
突然隣にるぅちゃんが!?


「まさか、、、起こしちゃった？」
る「はい」
「ごめん…」
る「別に、早起きすること好きですから」
「そっか…」


私達ふたりの間に微妙な空気が流れる



る「人を好きになるって楽しい……よね」
「ｯえ？」
る「僕もね、好きな人がいるんだ
凄く頭が良くて、真面目なんだけど
恋愛には疎かったりして、おっちょこちょいなところがあって…」
「それって」
る「へへ笑わかった？」
「陽菜ちゃん……でしょ？」
る「そうなんだぁ…でも僕がすきになった時はもう、なーくんのこと好きだったからなぁ」




るぅちゃん…


「その…さ、辛く…ないの？」
る「辛い…かぁ…どうなんだろう？なーくんだから、別に…とか言ったら嘘になるけど」




る「でも…なんか、、、嬉しいんだよね」
「嬉しい？」
る「僕は人を好きになる事無かったし、好きって気づいた時すごく嬉しくて……
他の人とは喜ぶ所は違かったけど、、でも陽菜さんに好きって感情を知ってもらえて嬉しかったんだ」




優しいんだね



るぅちゃん



る「だから、もう、、、当たって砕けようと思う」

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