87話 ページ41
手紙にシミができていく
涙が止まらない
止まってよ…ｯ
手紙…残しておけないじゃんｯ
初めてくれたお母さんの手紙
ぐちゃぐちゃにしたくない…
私はまたお母さんの前に立った
「お母さん、18年間、ありがとうございました」
ずっとずっと待ってたの…？
私の事…？
あれだけｯ雅を見といて？
最終的には…ｯ
貴方だけよって？
ふざけないで…ｯ
だったらｯ
最初から…2人をみてよ…
平等に…ｯ
そしたら、私は…ｯ
好きな家族を憎むこともなかったｯ
あなたに…あんな態度取らずに済んだのにｯ
途中からでも……なれてたはずだよ…？
お母さんが思う"家族"に
その後は解散
父はずっと母のそばにいた
私は…ひとりで帰った
雅を置いて
ごめんね
私…人のこと言えないじゃんねｯ
でも…今は…家族と傷の舐め合いをしたくないの…
「え？A？」
ゆき……
「ゆ"き"〜ｯ」
由紀「え!?えぇ〜!?な、なんで泣くの!?っていうかここ街のど真ん中だし、寮戻るよ!?」
由紀に支えてもらいながら
寮に着いた
由紀「…で？何があったの」
「…し…だ」
由紀「え？」
「死んだの…お母さんが」
由紀「はっ？」
由紀は、びっくりしていた
そりゃそうか、だって、お母さんがアルツハイマー病なの真冬にしか言ってないもんね
「ｯ……って言うことなんだけど…ｯ…って、え？」
由紀「う"う"う"う"〜A"〜」
「いや、汚ったな」
由紀「づら"がっだよ"ね"ぇ」
なんで、なんで由紀が泣くの
やめて
さっきから涙止まらないんだからｯ
また、沢山ｯ出てきちゃうじゃん…ｯ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りぃ＠天使様(プロフ) - 莉衣沙さん» すっごい伝わったよ！！ (2019年12月30日 19時) (
レス) id: ab188d45cb (このIDを非表示/違反報告)
莉衣沙(プロフ) - りぃ＠天使様さん» 泣いてくれたらいいなぁなんて書いてました(((思いが伝わって良かったです…！ (2019年12月30日 19時) (レス) id: 47d0df6d5f (このIDを非表示/違反報告)
りぃ＠天使様(プロフ) - 手紙の内容、泣く… (2019年12月30日 13時) (レス) id: ab188d45cb (このIDを非表示/違反報告)
莉衣沙(プロフ) - レイさん» レイさん初めまして！コメントありがとうございます！彼方さんと由紀のペアもいつか番外編かなんかで書けたらいいな… (2019年12月16日 19時) (レス) id: 47d0df6d5f (このIDを非表示/違反報告)
レイ - コメント失礼します！私は彼方と由紀がすきです！ (2019年12月16日 18時) (レス) id: 12e1bcb0b0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：莉衣沙 | 作成日時：2019年11月25日 20時
