同い年の男の子 第2章【まふまふ】

50話 ページ3

そ「〜で、これは〜〜」
な「でも、〜〜〜は？」
ジ「それだと予算オーバーになってしまう」
「じゃあ〜〜〜」



只今会議中



どれだけ安く、かつ、豪華にできるか
みんなで案を出し合ってるんだけど
案外難しい…



り「予算限られてる中で…うーん」
さ「なに、なんか思いついた？」
り「いや、、結構難しいなって…」
さ「確かにな〜でもさ、皆難しく考えすぎなんじゃない？」




『え？』



生徒会長達の声が重なった



さとみさん、なにかいい案でもあるんだろうか



さ「予算は限られても買えるところなんてあるでしょ」
そ「え…どこ？」
さ「ここは寮に住んでる人は分かんないと思うけど、家に帰ってる人は分かると思うんだよね」




寮住みの人は分からなくて
家に帰ってる人は分かる？
なんだ？なぞなぞ？




る・ま「「…あ!!!」」



2人が声を上げた



ま「雑貨店だ…！」
る「そこがありましたか…！」
り「え、まって？なんでるぅとくん知ってるの？俺でさえ知らないのに…」
る「入学式の時、あそこに人だかり出来てたから」
り「あぁ(？)」




雑貨店…？
どこかにあっただろうか
雑貨店なんて…


そ「A、ほらあれだ。。。いつも寮の中にもある雑貨屋さん」



あ〜あれ
めっちゃ安くて生徒に人気なのよね
ちなみに私も愛用してる
だって安い上にデザイン豊富なんだもん!!



「……それって外にもあったの？」
さ「なんだ、寮の中にもあるんじゃん」



さとみさんの案により皆スムーズに次のことを決めることが出来た



「ありがと、さとみさん」
さ「なに？惚れた？」





……逆に今の会話でどう惚れるというの

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